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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

367 ◆9BU3P9Yzo.:2006/02/20(月) 17:13:54
連投すいません。バッドボーイズ編一通り出来たのですが、
福岡弁&PGBとの会話が不安なので投下させていただきます。


轟音と閃光が響いた。「石」を持つもの同士の戦いというのは、こういう物か。
佐田はため息をつき石を握りこんだ。
『相手の能力を掴めんと無駄死にすんぞ』
「わーっとる!」
脳に直接響く大溝の声ににやりと笑うと、走っていた足を止め真っ向から轟音の元を睨みつけた。
「おまえの力はそんなもんか!遊びにもならんわ!」
相手を挑発しながらそっと自分の石を握りこむ。相手が挑発に乗ってきたらこっちのもの。案の定顔を赤くした相手が自分をめがけ突進してくるのを確認すると、握りこんだ石に念を送る。シベライトと呼ばれる彼の石が低く唸ると、赤紫の光が彼の右手を覆う。近づく相手が間合いを取り石の力を発動させようとしたその時、佐田の右手が相手を手招く。
「ふざけるのもいい加減に―…!」
「ちょっと来て―」
妙に軽いのに威嚇まじりのその言葉が聞こえると、バランスを崩しながら佐田に引き寄せられた。
「な…!」
まるで絡め取られるように力任せに引き寄せられ、状況を把握し逃れようと顔をあげた瞬間。
「遅いんじゃ」
佐田の右手が相手に向かい振り下ろされた。


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