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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

33異空間少女 ◆aleAeip0JM:2005/06/14(火) 08:50:03
本スレに書き込んでしまいました。
新しくチュートリアルさん出します。
ここで練習して、okがでたら投下します。


…白い蛍光灯の光ではない、淡い黄色い光のシャンゼリゼに、整った内装に綺
麗なテーブルにレースのクロス。
テーブルマナー何かに疎い徳井は、全知識で必死に、皿をかたかたと音
を立てて肉をナイフで割く。
「…設楽さんょぉ」
「…何だ」
「…こんな高級なレストラン、割り勘でも払えませんでぇ。リラックスもでき
ませんし。テーブルマナー解りませんし。もうここはやめにしません?」
「俺が奢る。慣れたら大丈夫だ。何回もやってたらテーブルマナーも身につく
。けどリラックスはしたことないけど。」
「やっぱりそうやろー…で、誰に払わすんですか?」
「おい、俺が払わないと思ってるのか?」
「そうですけど?何か間違いでも?」
徳井はそう言うとナイフで切り取った肉をフォークで刺し、ぼやっと見つめる

「…よくわかるな。…あと、その笑い方いいな。狂気じみてて。」
「…それは褒め言葉として取ってええんかな?」
徳井はは楽しそうに言うと服を整え、少し出来た皺をぴんと伸ばす。
設楽は姿勢を正して徳井の正面を見ると、一瞬の静寂の後にこう言った。
「そのパイ包み開けてみ。」
「…はあ…?」
唐突に言われた言葉どおり、一応さくりとナイフで開くと、徳井の持つどす黒
い紅水晶にも負けるとも劣らない、黒々とした紫水晶を目で確認できた。
「…凝ったことしますねえ、あんたも。」
「…それは褒め言葉としてとってもええんかなぁ?」
設楽は徳井の関西弁を真似、すこし乾いた笑いを放つ。
徳井は設楽を見つめて少し笑い、それを拾い上げ、少し手を挙げ光で照らす。


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