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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

298kzd34:2006/01/29(日) 00:12:54
今日は頑張って書きます!ここで・・・『彼女』の正体?が明らかになります。


捕まれた腕からは、ダラダラと『血』が流れて地面に落ちる。
彼女は表情を変えない。それどころか、菊地の腕を振り払おうともしない。

菊地の能力は『水操作』。・・・なら、『水の針』を造る事も可能だろう。
だが、彼女の腕が冷たいのは・・・自分の『水』だけの所為では無い。
掴んだ腕からは、人間の『体温』が全く無かった。・・・鼓動も感じない。

それは・・・『死体』と言うよりも、まるで『生きてない』無機質の塊。

血を流しても、顔色1つ変えず『痛い』とも言わない。『涙』も流さない。
不気味に思った菊地は、力を解く。彼女の腕は・・・水と血が混じっていた。
例の『石の力』で傷を癒す。彼女の白い服は、転々と赤い模様が付いている。
「忠告しておきます。・・・私には『痛い』と言う感情が無いんです。」
だから何にも感じません、と付け加えるが完全に信じられる訳が無い。
4人の間に沈黙が走る。傍で隠れている2人は、嫌な空気を感じ取った。

「・・どうすれば良いんだろう・・?」「な・・・何で俺に聞くんだよ・・?」
だが、この場を放っておく訳にもいかない。2人は必死で答えを探す。

彼女は『芸人』では無いと言いながらも、必死で『石』を守っている。
2人は『芸人』であり『白ユニット』として、必死で『石』を守る。

『石を守ろうとしている』 それは、彼女も2人も同じ理由だった。


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