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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

280kzd34:2006/01/22(日) 15:54:15

紫色の『光』が、彼女の身体を取り囲む。暫く立つと…『光』は消えた。
否、消えた訳では無かった。彼女の『両足』に、淡い紫色の輪が見えた。

「この石は『アメジストドーム』。…意味は『気の浄化・強い洞察力』…」
「…見た所、対して強そうな石に見えませんけど?」「そして、もう1つは…」

言い終わる前に、吉田は彼女の身体に血で作った『ピアノ線』を放った。
捕まえた筈だった。数秒前までは、彼女は『吉田の目の前』に居たのだから。

それが何故、彼女は『吉田の後ろ』に立っているのだろうか?

「…『冷静な判断力』。貴方の攻撃を、全て『見させて』貰いました。」
冷静に言い放つ彼女に、隙を作らせないほどの速さで『攻撃』を仕掛ける。
だが、彼の『ピアノ線』は地に落ちた。すぐ隣には、彼女の姿が有った。
「…『見える』んです。相手の放った攻撃の『未来の動き』が、全て。」
そう言い放ち、彼女はゆっくりと振り向く。彼は軽い『怪我』をしていた。

「…捕まえようとしても無駄ですよ?相手の動きは、全て『お見通し』ですから。」
彼女が一呼吸整えると、紫の輪は消えた。どうやら『石の力』を解いたらしい。
「…自分は、芸人じゃ有りません。…でも、石の事は知り尽くしています。」

吉田の顔に『傷』が有る事に気付くと、彼女は『紫の光』で傷を癒した。

「…『黒』でも『白』でも無いけど、この戦いには『参加』させて頂いてます。」
そう残して去ろうとする彼女。 だが、その動きは菊地によって封じられた。

腕を捕まれていたのだ。その腕からは…僅かな量の『血』が流れていた。


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