[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】
266
:
kzd34
:2006/01/21(土) 21:01:28
「卓志。…あの石、何か変じゃない?」「…急に呼び方変えないでよ…。」
逸早く、石の違和感に気付いたのは山根。言われて、田中も気付いた様だ。
明らかに『普通の宝石』では無い。自分達が持っている石と『同類』だった。
…だが。あの『石』は、本来自分達『芸人』が持っている筈なのに。
と言う事は、あの女性も『芸人』なのか? …謎は深まるばかりだ。
「・・・失礼ですけど、その『石』は何処で拾ったんですか?」
先に沈黙を破ったのは…『POISON GIRL BAND』の一人、吉田だった。
声色に、少なからず動揺の色が見られる。…当然といえば当然だろう。
当の本人は、質問には答えない。しかし『拾った』訳ではないらしい。
自体は分からない筈なのに、石を手で包み込む。…守ろうとしているのか?
「…その『石』は、本来俺達『芸人』が持つ物なんです。」
質問に答えない相手に苛立ったのか、次第に『苛立ち』が混じる。
「…もし、貴方が『芸人』なら…『黒ユニット』に入って貰います。」
『黒ユニット』 この言葉を聞いた途端、彼女は『石』から手を離した。
「…逃げるのかな?」「…多分ね。あの3人…結構強いらしいから。」
2人は『石を渡して逃げる』と予想を立てたが、見事に外れてしまった。
彼女は逃げなかった。…それどころか、3人の方へ一歩近付いて行った。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板