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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

202[タイトル未定−7] ◆yPCidWtUuM:2005/11/18(金) 04:15:38
「俺の言うこと聞くってさ、河本は…しっかしアイツの石にはびっくりしたよ、サードオニキスは持ち主の個性で
 能力が変わるって聞いてたけど、酢ブタと天津丼はねえよなぁ」


くっくっ、と愉快そうに笑い声を漏らした高野の襟首を、井上がグイ、と引っぱって言う。


「…二郎ちゃん、準一に何したん」


静かに、だが激しく怒る井上の吊り上がった目にも高野はちらりとも動揺を見せない。それどころか、自分の首元を
しめあげている井上の手首を、生まれついての握力をフルに使ってぎりぎりと握りつぶそうとした。
あまりの痛みに井上が顔を歪めて高野の首から手を離すと、高野も井上の手首を離す。


「…ちょっと言うこと聞かせただけだよ。ほら、もうすぐ終わる」


言いながら高野は顎で、波田の荷物をさぐっている河本を示した。井上は相方のその姿に愕然とし、駆け寄って
河本の背中に手をかけ、揺すぶる。


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