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念を使わせてみよう小説スレッド
99
:
1
:2004/11/25(木) 18:33
「!!!」
突然、しぇりーちゃんがガバッと入り口のドアへと振り向いた。
「!?」
僕も釣られてそちらへと目を向ける。
キンッ
乾いた音と共に、ドアに鋭い切れ目が走る。
程無くしてドアはそのまま真っ二つになって倒れた。
おいおい、どこの不法侵入だ?
「…外法狐は、おられるか?」
ドアが無くなった入り口から、一人の男が侵入して来る。
何だあいつは。
どっからどう見ても侍だ。
あんな格好でここまで来たのか!?
警察は何をやっているんだ!?
「あ、あなた誰ですか…?」
僕は恐る恐る訊ねた。
和服の女性は好みだが、和服の男性は守備範囲外だ。
こんな変態さんには、とっととご退場願いたい。
「拙者は、獣死三羅腑(じゅうじ さぶらふ)と申す者。
…ギコ侍とでも呼ぶがいい」
『獣死』?
こいつ、『禍つ名』か!
「四位の『獣死』が、一体何の用なのです!」
特大チャクラム『穴開きの満月(フライングドーナッツ)』を構えて、
しぇりーちゃんが侍に叫ぶ。
「先程も申した通り。
外法狐と、お会いしたい」
狐さんに、この時代錯誤の侍が何の用だってんだ?
和服友の会の会合か?
「…会って、どうするんです」
僕は思わず後ろに下がりそうになるのを堪えて、言った。
「死合って頂く」
きっぱりと侍は答えた。
死合うだって?
あの狐さんと戦うなんて、この人正気なのか?
「…しかし、どうやら今はここに居ないようだな。
仕方が無い。 先に契約を済ませて、ゆっくりと帰るのを待つとしようか」
侍がゆっくりと僕に顔を向けた。
「そこの男、お主が宝擬古で相違無いな?」
一瞬にして体から冷や汗が噴き出し、口の中がからからになる。
これは、殺気!?
いや、それより、何でこんな奴が僕の名前を知っている!?
「相違無いようだな。 ならば―――」
沈黙を肯定と受け取り、侍が腰に差した刀に手をかける。
「死んで貰おう」
気がついた瞬間には、既に間合いを詰められていた。
侍の刀が鞘から目にも止まらぬ速度で滑り出し、
僕の脳天目掛けて銀のきらめきを瞬かせる。
しまっ―――殺され――――――
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