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念を使わせてみよう小説スレッド
65
:
1
:2004/11/21(日) 01:58
「……?」
しかし、僕の首は両断されなかった。
見ると、しぇりーちゃんの特大チャクラムは僕の首に届く寸前で止まっている。
「あ…あ…あ……」
確実に僕を殺せた筈のしぇりーちゃんが、顔面を蒼白にして小刻みに震えていた。
その視線は僕、いや、僕の後ろに向けられている。
何だ?
この子は、一体何を見たっていうんだ?
「…?」
不思議に思い、僕は後ろを振り替えってみると―――
「き―――」
僕は言葉を詰まらせた。
白髪の長髪。着物。一人称俺。
それが形容詞につく人が、狐さんが、僕の後ろに立っていた。
「…何があったのかは知らないけどさ。
そいつを殺すのはやめてやってくれないか?
友達なんだよ―――そいつ」
優しい顔で、狐さんがしぇりーちゃんにそうお願いした。
しぇりーちゃんは言われるまま、ゆっくりと得物を下に下ろす。
「き、狐さん、何で…」
僕は目をパチクリさせながら、狐さんに何か言おうとした。
「ああ、近くを歩いてたら何か穏やかでない声が聞こえてね。
それにしても危機一髪だったな、少年」
狐さんがはにかみの笑顔を浮かべる。
「つーわけでさ。
ここは俺に免じて勝負は預かりって事にしといてくれ。
俺の友達どうしが殺し合うなんて、真っ平御免なんでね」
友達どうし?
もしかして、しぇりーちゃんと狐さんって知り合いだったのか?
まあ狐さんも裏家業に身を置く人みたいだから、
殺し屋に知り合いがいてもおかしくないが。
「わかりましたです」
驚くほど素直に、しぇりーちゃんが承諾した。
確かに狐さんに逆らえば殺されるのは目に見えているが、
プロの殺し屋がこんなんでいいのだろうか。
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