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念を使わせてみよう小説スレッド
58
:
1
:2004/11/19(金) 09:56
「え? えああああああああああああああああああああああ!?」
ヂャンは信じられないといった顔で叫び声を上げた。
飛び散る鮮血。
ヂャンの腕は、二の腕の辺りからごっそりと無くなっていたのだ。
「外したか」
いつの間にかヂャンの後ろに回っていた外法狐が、不敵な笑みを浮かべた。
その足元には、木端微塵になったヂャンの右腕だったであろう肉片。
どう見ても全く腕の原型など留めておらず、それが外法狐の攻撃破壊力の凄まじさを物語っていた。
先程の破裂音は、ヂャンの右腕が爆ぜた音だったのだ。
「うわあああああああああああああああああああ!!」
後ろからの外法狐の回し蹴りを、ローラーブレードを操ってかわすヂャン。
今度は、かわしきれずに攻撃を貰うような事態にはなってはいない。
「ヂャン!」
ヂャンへの追撃を防ぐべく、ネーノが外法狐に跳びかかる。
「『刺突寸鉄(シャドウニードル)』!!」
ネーノの手に何本もの黒い針が具現する。
ネーノはそのまま、その針を外法狐目掛けて投げつけた。
「当たるかぁ!!」
腕の一振りで、外法狐は飛来する無数の針を弾き飛ばす。
しかし、ネーノはその様子を見ても何ら動揺する素振りは見せなかった。
寧ろ、外法狐に今の攻撃が当たらない事など予測していたようにすら感じられる。
それもその筈。
ネーノの真の狙いは、“別の所”にあったのだ。
「!?」
今まさにネーノに突撃をしかけようとしていた外法狐が、突然その動きを止めた。
正確に言うならば、動きを止められた。
「…! 成る程な」
外法狐の影に、先程の黒い針が突き立てられていた。
先程ネーノが針を投擲した時、外法狐の体だけではなく、その影にも針を狙いを定めていたのである。
外法狐は自分の体に向かっていた針だけを防御した為、影にまでは気が回らなかったのだ。
「…影縫い。 これが俺の『刺突寸鉄』の能力なんじゃネーノ?」
ネーノが勝ち誇った笑みを浮かべる。
「はッ、動きを止めたくらいでいい気になるんじゃねえよ。
それで、お前らはどうやって俺を殺す気なんだい?」
外法狐が、これくらいのピンチなど丁度いいハンデとばかりに肩をすくめた。
「すぐに分かるんじゃネーノ?
お前はもう、俺達のコンビネーションの術中に落ちている…!」
ネーノが勢いよく後ろへと振り向く。
そこには、腕を落とされたばかりのヂャンが立っていた。
そしてその後ろには…
「ロードローラーだ!!」
ヂャンが腕を失った恨みを全て込めて、外法狐に怒号を叩きつける。
ヂャンの念能力『果てしなき暴走』は、車輪がついているものを自在に操作する能力。
そして今、ヂャンは工事現場に駐車されていたロードローラーを操り
それを身動きの取れない外法狐に猛スピードで突進させた。
「WRRRYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
ぶっ潰れよおおおおおおおおおおおお!!!」
軽く時速100kmを超える速度で、ロードローラが外法狐にぶち当たる。
鼓膜が破れそうな程の爆音。
巻き上がる土煙。
これだけの攻撃を喰らって、生きていられる生物などいよう筈も無い。
そう思うのが当然だった。
「や…やった! 勝ったんじゃネーノ!?」
「ああ! 俺達の勝利ヂャン!
片腕は失ったが、あの外法狐を仕留めれたのなら安いも…」
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