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念を使わせてみよう小説スレッド
54
:
1
:2004/11/17(水) 17:17
「…ここら辺でいいか」
人気の無い工事現場で外法狐は足を止めた。
そして、ここでようやく後ろの方に振り返る。
「さっさと出て来いよ。
折角、人目に付かない所まで連れてきてやったんだからさ」
誰も居ない筈の空間に向かって、外法狐は声をかけた。
程無くして、物陰から二人の男が姿を現す。
「…やっぱりバレてたみたいじゃネーノ?」
右側の男が、尾行は気取られていたのに気づいていたかのような口振りで呟いた。
「流石は外法狐(げほう きつね)といった所ヂャン」
左の男が続けて口を開く。
その足には、ローラーブレードのような物が履かれていた。
「お前ら、俺がブックオフで立ち読みしてた時から尾けてたろ。
大体想像つくけど一応聞いとくぜ。
お前ら何者で、おの俺に何の用だ?」
二人の男が放つ異様な気配に全く動じる事なく、
いつも通りの威風堂々とした態度で外法狐が訊ねた。
「話す必要は無い… と言いたい所だけど、特別に教えてやるんじゃネーノ?
俺は鬼祓根依乃(きばらい ねえの)。 そして隣は…」
「同じく鬼祓智按(きばらい ぢあん)。 これ以の説明は要らない筈ヂャン」
確認するように告げる鬼祓智按(以下・ヂャンと表記)。
鬼祓根依乃(以下・ネーノと表記)と共に、ジリジリと狐との間合いを詰める。
「はん。 『禍つ名』の三位が、揃いも揃って何の用だ?
愛の告白にしちゃあ、ちょっと風情が無いんじゃないか?」
外法狐が何ら警戒する素振りも見せずに軽口を叩く。
「少し余裕かまし過ぎなんじゃネーノ。
いくら『外法』と言えども、俺達『鬼祓』を二人同時に相手にして、
無事に済むと思うのは自信過剰だと思うんじゃネーノ。
『禍つ名』の序列外、『外法』の外法狐」
外法狐から15m程離れた所で、ネーノとヂャンは足を止めた。
ここが、ギリギリ外法狐の必殺の間合いの外なのだろう。
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