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念を使わせてみよう小説スレッド

381:2004/11/15(月) 15:51

「連続猟奇殺人事件。
 …流石に知っているな?」
 フーン顔の男が煙草を咥える。
「ええ、まあ、一応は」
 知ってるも何も、その犯人であろう殺人鬼に襲われました。
「君も念能力者ならば薄々感づいているだろうが、
 あれは恐らく普通の人間の仕業じゃない。
 俺達のような念能力者が、高確率で一枚噛んでいる」
 念能力。
 およそ尋常ならざる特殊能力。
 動く死体。
 死の光輪を操る眼鏡っ子。
 それらを軽く凌駕する最強の和服俺女。
 もしかしなくとも、念能力が事件に関係しているとは馬鹿でも思いつく。
「加えて、『禍つ名(まがつな)』第五位の『人吊(ひとつり)【一理】』まで出てくる騒ぎだ。
 こりゃお前、何か重大な事が起こっていると考えるさ」
 フーン顔の男が煙草に火を点ける。
「ん? ああ、煙草の煙が出るか。 すまないね」
 あんた火を点けてから謝るなよ。
 しかも気にせず吸ってるし。
「別にお構いなく」
 それにしても、『禍つ名』って何なんだ?
 確か、しぇりーちゃんも同じような事を言っていた気がする。
「どうやらお前さん『人吊詩絵莉(キリングドール)』とバトってたみたいだが、
 そこら辺にどういう背景があるのか、よければ聞かせて貰えるかな?」
 フーン顔が僕の顔を覗き込む。
「話せ、と言われましても…
 元々あの子が問答無用でいきなり殺そうとしてきただけですし、
 何で僕が殺されなくちゃならないのかも分りません。
 これでも、人にそこまでの恨みは買ってないと思いますから。
 それに第一、その『禍つ名』ってのは何なんです?」
 本当に、最近僕の周りで連発してる奇怪な現象は何なのだ?
 僕にはさっぱり分らない。
「…本当に、何も知らないのか?」
「ええ。 嘘をついてどうなるんです」
 嘘はついていない。
 だって、僕は本当に知らないのだから。
 知っている振りをしようにも、圧倒的に情報が少な過ぎる。


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