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念を使わせてみよう小説スレッド
27
:
1
:2004/11/13(土) 01:39
「…って、あれ?」
ふと、前方に四つんばいになって何かを探している人を発見した。
体の大きさからして、14、5歳の少女。
…どうしよう。
またあの殺人鬼みたいなやつじゃあないだろうな。
「ふえ〜ん、どうしよどうしよ〜」
今にも泣き出しそうな、可愛い声。
どうやら、昨日の殺人鬼みたいに問答無用で襲い掛かってくるような事はないみたいだ。
カツン
爪先に何かが当たる音。
見ると、足元には度の高そうな眼鏡が落ちていた。
「めがね〜、めがねめがね〜〜」
うわ、おい、これって、そうなのか?
あの漫画とかでお馴染みの、馬鹿の一つ覚えを通り越して王道になりつつあるあれなのか?
眼鏡っ娘、ウィズアウト・眼鏡、イコール「眼鏡が無いと何にも見えない〜」。
はッ、これは罠だ!
何者かが僕を罠に嵌めようとしているッ!
「あの〜、君の探している物って、もしかしてこれですか?」
しかし放っておくのも哀れなので、僕は少女に眼鏡を渡す事にした。
「ふえ?」
こちらに振り向く少女。
すげえ、絵に描いたような、勉三さんの眼鏡外し時の目。
いわゆるεの形をした目である。
まさか、こんな天然記念物をこんな所で見る事が出来るとは。
これぞキテレツ大百科だぜ。
「はわわ〜!ありがとうございます〜!」
嬉しそうに叫んで、少女が大慌てで眼鏡を装着する。
「……!」
僕は絶句した。
こ、これは、『眼鏡をかけたら超美人』という、
『眼鏡を外したら美人』の定理の正反対なのか!?
こんな事が、この現実世界に存在していいのか!?
これは神の摂理に背く程の反逆だぞ!
「あ、あの! どこのどなたか存じませんが本当にありがとうございました!
このご恩は一生忘れません!」
深くお辞儀をする少女。
いえ、こちらこそ結構なものを拝見させて頂きました。
ごちそうさま。
「いや、気にしなくていいですよ。 えーっと…」
「あ、私しぇりー、死神見習いの人吊詩絵莉(ひとつり しえり)と申します!」
死神?
死神見習い?
この子、もしかして電波でも受信しているのではなかろうか。
「あの、えーっと、
失礼ですが、お兄さんのお名前は…」
「ああ、宝擬古。 タカラギコですよ」
どうやら会話が通じるだけの知能は持ち合わせているみたいだった。
それにしても、可愛い子だな。
まあ、狐さんには敵わないが。
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