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念を使わせてみよう小説スレッド

268:2005/12/04(日) 21:56:09
四十八話

 そしてその手の指がそのまま、狐さんの胸、丁度心臓のある位置に突き立てられた。
「ぐあああぁッ!!」
 苦悶の叫びをあげる狐さん。
 やめろ。
 それだけはやめてくれ。
 狐さんを、殺さないでくれ…!
「チェックメイトだ。
 このまま自分の心臓を自分の手で抉り出して死ぬがいい」
 弟者が冷淡な表情のまま、死刑執行の合図を告げた。
「所がそうは問屋がおろさない」
淡々とした口調で誰かが言う、誰だ?擬古?八頭身?
「!?」
それに動揺したのか弟者の指が止まる、同時に狐さんの腕も
「シッ!」
突如銀色の閃光が周りを走ったと思ったら『プチ』と糸か何かが切れる音がする
そして狐さんの体が動きだす
「糸が・・・・切れた?」
僕が力無くそういう
「馬鹿な・・・この糸は鋼鉄製だぞ!?普通の人間に切れるはずが・・・」
弟者がかなり動揺しながら喋る、そう、この糸は狐さんでも切る事ができなかった糸、
普通の人間に壊せる者じゃない
「残念だが、俺は普通の人間じゃないんでな、俺みたいなのに理屈うんぬんを言っても無駄無駄だ」
どこかで聞いたようなジョークを言いながらそいつは喋る、
「まさか・・・嫌、そんなはずが・・・・!?」
慌てている―――――僕から見てもわかる程に  ゲホウウサギ
「貴様は外法狸と共に死んだのでは無かったのか!?外法兎!」
外法?狐さんと同じ――外法?
「あいにくだが、それくらいでくたばる程ヤワじゃないんでな、今までは諜報活動に専念していただけだ
誰にもその存在を悟られずに・・・・な」
冷淡に・・・・ゆっくりとその人物・・・外法兎は喋る
「くっ、だが俺の殺人奇術なら――――」
「ほぅ?俺に勝つ気でいるのか?・・・・面白い、唯一方的に殺しても面白く無いしな・・・・・
 少しは俺を楽しませろよ」
「っ―――!ほざくな!」
まだ糸を持っていたのか、糸の先に槍の用な物を付け外法兎に向かって投げる
「見よ!これが俺の殺人奇術の集大成!奇臨愚導縷!!!」
投げられた糸が寸分違わず外法兎に向かって飛んでいく、さながら流星のように――
だがその流星は外法兎にささる事は無かった、消えた、いや、最初から糸など存在しなかった用に
『消滅』したのだ、『物質を消滅させる能力』それがあの人の念?なら狐さんを操っていた糸も
『消滅』させたのか?答えはNO、確かにあの糸は切断されていた、鋭利な刃物によって
「こんな物が貴様の最終奥義とはな、笑わせてくれる、ワロスw」
兎が笑う


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