したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

念を使わせてみよう小説スレッド

2621:2005/04/12(火) 00:27:11
「は――あはは! そうか! そうだったのか!
 分かったよ1さん! 本当は僕のことを好きだけど、つい素直になれずにこんなことしてしまうんだね!
 ごめんよ1さん。 でも、僕にはちゃあんと分かってるからね!」
「おま――」
「なあんだ! そんなことだったなら、もっと早く言ってくれればよかったのに!
 だったら僕も受け入れる心の準備が出来たってものさ!
 ああ、1さんの与えてくれた痛み、何て気持ちいいんだぁ……!
 見て、僕もう三回も射精しちゃたよ!!」
 八頭身が兄者の方へと向き直る。
 股間を大きく膨らませ兄者を見詰めるが――しかし、八頭身の目には、
 最早兄者は1さんにしか写っていなかった。
「な、何なんだお前は!?」
 嫌悪感を我慢できなくなった兄者が、八頭身を抹殺すべく糸を放つ。
 無数の糸が一斉に兄者へと襲い掛かり――
「!!!!!」
 糸が、残らず粉々に砕け散った。
「ば――これは――?」
 そこで、兄者ははっと気が付いた。
 八頭身の周囲が――否、八頭身から立ち上る靄に覆われた部分が、白く凍りついている。
 まさか、これが八頭身の――
「『絶対零度の炎(コールドブラッド)』」
 超低温の、白き霧。
 八頭身の精神が理性のリミッターを振り切るまでに暴走(オーバーヒート)した時のみに顕現する、
 彼の切り札であり奥の手の、念能力。
 いくら念を流して強化しているとはいえ、兄者の使うそれは元を正せばただの糸。
 凍った薔薇が地面に落ちて粉みじんになるように――
 糸が例えどれほど強靭で鋭くとも、一度凍りついてしまえば脆くなる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板