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念を使わせてみよう小説スレッド

2601:2005/04/12(火) 00:26:14
ぎゃー!
貼り間違い!
気を取り直して…

 〜四十六話〜

 全身のあちこちを切り裂かれ、外法八の体中は血の赤色に染まっていた。
「よくやる。ここまで俺の殺人技術から生き延びたのは、お前が始めてだよ」
「…………」
 兄者の言葉に、八頭身、外法八は何も返さない。
 と言うより、何か言うだけの気力が残っていなかった。
 しかし――兄者は心の隅に何か引っかかるものを感じていた。
 果たして、こんなに上手くいっているのは自然なのだろう?
 いくら用意周到に舞台を整えておいたとはいえ――いくら自分の殺人技術(ジェノサイダー)が無敵とはいえ――
 ここまで、一方的だとは。
 しかも奴は特有の能力すら使う素振りを見せない。
 外法といえど、所詮この程度――にしても、余りにも歯応えが無さ過ぎる。
「……ふん、まあ、どっちにしろ殺すだけだ」
 兄者はそう呟いて思考を止めた。
 これ以上考えたところで、それは、無意味なことだろう。
 危険だと思うのならば、それこそすぐにこいつを殺すべきだ。
「死ね……!」
 兄者がクンッと右手を動かす。
 ヒウンヒウンと空を切るような音が聞こえて――直後、八頭身の右腕は切り落とされた。
「…………!」
 八頭身が落とされた腕の切断面を押さえて屈みこむ。
 勘のいい奴。
 兄者は舌打ちすると同時に感心する。
 頭を真っ二つにしてやるつもりだったが――咄嗟に反応して即死を逃れたか。
 だが、それでも致命傷ということには変わりは無い。
 ならば次で頭を両断してやればいいだけの話だ。

「いや、実際お前はよく頑張った方だよ」
 兄者が賞賛の言葉を口にしながら、今度こそ八頭身の頭へと糸の狙いを定める。
「だけど、しつこい男は嫌われるぞ? 分かったら、さっさと死にな」
 もう一度、兄者が右手をクンッと動かす。
 ヒウンヒウンヒウン。
 極細の糸が八頭身の頭に巻きつく。
 そして兄者は八頭身の頭を輪切りにすべく糸を引っ張って――


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