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念を使わせてみよう小説スレッド
248
:
1
:2005/01/16(日) 03:16
「―――――!」
唇を強く噛む。
口の中に広がる鉄の味。
ここまで気分が悪くなる仕事は久し振りだった。
苛々する。
むかむかする。
やり場の無い怒りが込み上げる。
だけど、それでも俺にはもう何も出来る事は残されていない。
残ったのは、報酬の札束だけ。
そんな物の為に、そんな物の為に俺は―――
「こんにちわー、狐さん」
次の日、少年が俺の泊まっている部屋を訪ねて来た。
先日の事件で知り合った、タカラギコというこの少年。
さっき、俺が電話で呼んだのだ。
「何か用ですか?
急に呼び出したりして」
少年は何か嬉しそうに俺に訪ねた。
「いや、仕事が終わってまとまった金が入ったからさ。
一緒に遊ぶのもいいかと思ってね。
今日は何でも好きな物買ってやるぜ?」
「いや、そんな。
悪いですよ」
「いいっていいって、遠慮すんなって」
こんな薄汚れた金で、少年に何かしてやろうというのか。
いいや、違う。
金を少年と共有して使う事で、少年まで共犯者にしようとしているんだ。
はは。
笑える位、
笑ってしまう位―――
最低だな、俺は。
本当に、最低だな。
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