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念を使わせてみよう小説スレッド

2381:2005/01/14(金) 00:51
「ま、いいけどね。
 さて、坊主、動けるか?」
 狐さんがギコに訊ねる。
「…まあ、何とか」
 やや力の無い声で答えるギコ。
 まだ本調子には戻ってはいないらしい。
「5分やる。
 その間に呼吸を整えろ。
 それでも動けないようなら、引きずってでも連れて行く」
「…了解」
 5分というのは決して厳しい仕打ちなどではなく、
 寧ろ慈愛に満ちた時間設定なのだろう。
 本当は、狐さんはすぐにでも出発したい筈だ。
「でも、どこに行くってんだ?」
 ギコは僕と同じ質問をした。
「樹海を抜ける。
 すぐにここから逃げるぞ。
 『妖滅』がすぐ近くまで来てる」
「『妖滅』…!」
 ギコが顔を強張らせる。
 先程手も足も出なかっただけあって、ギコも『妖滅』の危険さは実感しているようだ。
「いいか。
 戦おうなんて考えるな。
 勿論いざって時には応戦しなきゃならないが…
 可能なら状況の許す限り逃げろ。
 俺も、今回ばかりは確実にお前らを守れるとは保証出来ない。
 『D』も含めて、遭遇したら逃亡が第一優先だ」
 念を押すように狐さんが告げる。
 頷くギコと僕。
 黙ったままの八頭身。
「そういや少年、何か武器持ってるか?」
 狐さんが僕に視線を移す。
「いえ、何も…」
 家には以前狐さんに買って貰った拳銃があるのだが、
 いかんせんそれを取りに戻る暇など無いだろう。
「そうか。
 ならこれ使え」
 狐さんが僕に手の平台の長方形の機械を差し出す。
 見たところ、携帯ゲーム機のようではあるが…
「…狐さん、何すかこれ?」
「PSP」
「いや、そうでなくてですね。
 こんなのをどうやって武器にしろっていうんですか」
「これにはディスク射出機能が備え付けられている。
 敵が来たらディスクを飛ばして攻撃するんだ、こんな風に」

                   _,,---――-,,,
半自動UMD射出機能搭載  /' _,.-―--,,  ゙i
                 / r'′     ゙〉 ,i'
                i' i'  (l W∩ / /    ポン!
                ヽヽ,,___,,-' ,;'
      _,,,,,--―――   `―--―''''′,,
    ./゛   .|::::::::::::::::::::/ / / / / / / /  ヽ,
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 ゙l         |::::::/  / / P S P / /  /      ,,i'
  ヽ____|:::/   ヽヽ__//. /____,-'
    ゙ヽ,,,---|/     `―-―'''  /--_,,-'´ 
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

「なに風刺ネタ使ってんすか!」
 こんな話題出したら、荒れるかもしれないじゃないか。


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