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念を使わせてみよう小説スレッド

2371:2005/01/14(金) 00:50

「う、うーん…」
 と、話題の当事者の一人であるギコがようやく目を覚ました。
「おはよっす、坊主」
 狐さんが目覚めたギコに声を掛ける。
「!!
 あの男は…!」
 ギコが勢い良く立ち上がり、刀を構えた。
 てか、ギコもオカマって気づいてたのか。
「あの兄ちゃんなら俺が追い払っといたぜ」
 狐さんがギコに告げる。
「そうか…
 …って、どうして姉御がここに居るんだよ!?
 しかも八頭身まで!」
 ギコが驚く。
 まあそりゃそうか。
 本来ここに居る筈のない人達が、ここに来ているのだから。
「色々あって、そこの少年を助けに来たんだよ。
 お前はおまけだ」
「そこの少年って… こいつか?」
 ギコが僕を指差す。
「そう」
 狐さんが答える。
 ギコはしばらくの間何やら考え込み、そしておずおずと僕に訊ねてきた。
「…ひょっとして、お前の恋人っつー貧乳和服俺女って姉御の事?」
「あー… まあ、そう」
 何という偶然だったのだ。
 まさか、ギコの言ってた姉御と、僕の言っていた貧柔和服俺女が同一人物だったとは。
 まあ、ギコが『外法』の一員だと聞いた時から予想はついていたけど。
「え?
 おいおい、マジかよ?
 えええ!?」
「何をそんなに驚いてんだよ」
 僕はギコに言った。
「いや、おい、だってよ、
 お前、だったらどうしてまだ生きてんの?」
 はあ?
 名に言ってんだこいつは。
「姉御と恋人どうしなら、お前はとっくに死んでなきゃおかしいだろうが」
 …ああ、そうか。
 こいつも狐さんも『外法』だったのだ。
 殺す事しか考えられない、そういう人種だったんだ。
「あ、そういや思い出した」
 ギコがポンと手を叩く。
 どうせろくな事ではあるまい。
「姉御、口には出して言えないようなプレイって、どういう事やってんの?」
 ―――!
 この馬鹿、よりによって何て事聞きやがる!
「わーーー! わーーー!
 違う!
 違います、狐さん!
 これはただの言葉のあやというやつで…!」
 慌てて否定するも、時既に遅し。
 ギコの言葉はばっちり狐さんには聞こえてしまった筈だ。
「ふーん…
 少年の中では、俺ってそういうふうになってんだ。
 ふーーん……」
 極低温の眼差しを僕に向ける狐さん。
 好感度10減少。
 バッドエンドルートへのフラグが立ったかもしれない。
 殺してやる…
 ギコの野郎、いつか殺してやる…!


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