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念を使わせてみよう小説スレッド
230
:
1
:2005/01/11(火) 23:08
「や〜れやれ、ケツ捲くって逃げやがったか」
逃げ行くレモナさんを遠めに見ながら、狐さんは呟いた。
「あ、あの、狐さん…」
「おう、どうした少年」
「どうして、こんな所に?」
「ああ、それな。
さっきも言ったように、偶然さ」
「…そっすか」
んなわきゃねえだろ、とも思ったが、
今はそんな事を聞いている場合では無いのでそれ以上の追求は止めておく。
「…てか、その着物なんなんですか?」
質問を変える事にした。
最初見た時から気になっていたのだが、その迷彩柄の着物は何なのだ。
「んあ、これか?
いや、最近メタルギアソリッド3にはまっててね。
迷彩服みたいなのが欲しいなー、って思った訳よ。
で、贔屓にしてる呉服屋に特注して作って貰ったのさ。
いいだろ〜?」
「はあ、まあ」
「ちなみに一着55万円」
「馬鹿かあんたは!」
無駄使いここに極まれり、だ。
つか、そんな金あるなら僕にも少し寄越せ。
「ま、今はそんな事はどうでもいいだろうよ。
そっちの坊主も、かなりヤバいみたいだし―――」
狐さんがギコに視線を移した時には、既にギコは白目を剥いて倒れていた。
やっぱり、立っているだけで限界寸前だったらしい。
「…あ〜らら、寝てやんの」
ギコを見下ろす狐さん。
しかしどうしよう…
モラックジャック先生の念で、治せるのかな?
「しっかしまあ、まさか君とこいつが同行してるなんてなあ…
こうまで来ると、運命の実在を信じたくなっちまうぜ」
…?
狐さん、もしかしてギコの事を知っているのか?
「おお〜〜〜〜〜〜い!」
と、どこからか僕達を呼ぶ声が聞こえてきた。
敵か!?
反射的に僕は身構える。
「心配すんな、あれは味方だ」
狐さんが僕の肩に手を置いてなだめる。
程無くして、僕達の前に一人の八頭身の男が現れた。
キモッ。
「はぁ、はぁ…
ひどいよ狐。
僕を置いて先にどんどん行っちゃうんだもん…」
「悪い悪い。
まあ水に流してくれよ、八」
狐さんが笑う。
どうやら、狐さんとこの八頭身とは知り合いのようだ。
「…って、何でギコがこんな所に居るんだ!?」
八頭身が驚く。
こいつも、狐さん同様ギコと面識があるらしい。
「あの、狐さん。
ギコの事知ってるんですか?」
僕は狐さんに訊ねた。
「知ってるも何も…
何だ。
もしかして、こいつの名字聞いてないのか?」
「ええ、まあ」
何度か聞きはしたのだが、教えてはくれなかったのだ。
「こいつの本名は外法擬古(げほう ぎこ)。
れっきとした『外法』の一員さ」
……!
そうだったのか。
いや、思い返せばそうとしか考えられない。
道理で、狐さんとどこか似ていると思った。
しかし、よりにもよって、こいつが『外法』だったなんて―――
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