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念を使わせてみよう小説スレッド
22
:
1
:2004/11/13(土) 01:37
「…?
そういや、『俺の念、『不死身の肉体(ナインライヴス)』って言いましたけど、
念ってやつには一人一人の名前をつけるものなんですか?」
僕は狐さんに聞いた。
「ああ、それか。
そういえば重要な事を教えるのを忘れてたな。
念それぞれの系統ってのはさっき教えた通りだが、
同じ系統の中でも、気をどう使うかによって無限のバリエーションを見せる。
例えば、具現化系でも刀を作るか槍を作るか、それとも銃を作るかでもう別の能力な訳だ。
そしてその自分独自の念能力に対する誇りと矜持の表れとして、
俺達念能力者は念能力に名前をつけてるのさ。
それが、そのままそのスジでの通り名になる事もある」
よく分からんが、ようはスタンドみたいなものか。
「自分の念能力を何にするか、これは念能力者にとって一番重要な問題だぜ。
それがそのまま自分の一生を左右する。
身の振り方から戦い方、そして下手すりゃ寿命の長さまでな。
お前の場合は特質系だから、あらかた方向性が定まってる事が多いんだけど、無論例外だって存在する。
どんな能力にするかは、慎重に決めろよ」
諭すように告げる狐さん。
どんな能力にするか。自分は何になりたいか。
そんなの、そんな事―――
僕に、分かる訳が無いじゃないか。
「…僕には決められませんよ、狐さん。
だって、僕には、自分自身の何かを創る事なんて出来ないんですから」
自嘲気味に僕は呟く。
「自分自身の何かを創れない、ね。 ふん、そりゃまた難儀な話だな。
まあいいさ、暴走迷走は青春時代の特権だ。
存分に悩んで存分に足掻きな。
それがそのままお前の肥やしになる」
好き勝手言いやがって。
あなたに僕の何が分かるというんだ。
世の中の人は皆が皆、あなたのように強くて確固たる自分を持っている人間じゃないんだ。
そんな気もしらないで、よくもまあそんな無責任な事を。
「…話はそれだけですか」
僕は不機嫌そうに言った。
「んあ、どうした? 何か俺、まずい事でも言ったか?」
「いいえ、別に」
つっけんどんに言い返す。何をやってんだか、僕は。
これじゃまるで子供だ。
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