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念を使わせてみよう小説スレッド
164
:
1
:2004/12/10(金) 00:40
〜番外編〜
時は12月。
師走の名前の通りに人々は慌しく行きかっており、
街角からはどこからともなくクリスマスソングが流れてくる。
そんな寒空の下、僕は狐さんと商店街を一緒に歩いていた。
…って、あれ?
「狐さん。
これって少しおかしくないですか?」
僕は狐さんに訊ねた。
「別におかしい事なんて何も無いだろう。
俺と君とは恋人どうしなんだから、一緒に商店街へ買い物に出かけるぐらいはするさ」
「いえ、そうではなくてですね。
確か、本編では時期設定は5月だった筈ですよ?
それなのに、何でもう12月になってるんですか」
「ああ、そういう事か。
それはだな、俺の隠された念能力『時間ふっ飛ばし(キングクリムゾン)』の影響だ」
事も無げに狐さんは答えた。
「なあんだ。
時間を7ヶ月も消し飛ばしただけだったんですね。
それなら納得が出来ますね……
って、出来る訳ねえだろ!」
思わずノリツッコミをしてしまった。
番外編とはいえ、そんなのでたらめだ。
「20点」
狐さんの採点は辛口だった。
「まあそんなのはどうでもいいじゃん」
「よくねえ」
断じてよくねえ。
例え神が許そうともよくねえ。
「お、福引やってるじゃん」
狐さんが前方を指差す。
見ると、人だかりの中心に福引のテナントが出ていた。
「そうですね」
そっけなく僕は相槌を打つ。
「せっかくだから福引でもやってみようぜ」
「せっかくだからも何も、福引券なんて持ってないでしょう」
まあ仮に福引をやったとして、ティッシュぐらいしか貰えないだろうが。
「おーーっと!
何故か俺の足元に福引券が落ちている!」
「うわあ、そりゃすげえ!
こんな偶然あったんだ!」
やっぱりこういう展開になったか。
作者はしかし、こんなありきたりな展開を書いてて楽しいのだろうか?
「それじゃあさっそく福引開始だ!」
狐さんが福引券を係りの人に手渡し、滑車の取っ手を回す。
程無くして、金色の玉が滑車から転がり出てきた。
「おめでと〜〜〜〜ございま〜〜〜〜〜す!!」
係員がカランカランと鐘を鳴らしながら叫ぶ。
「金色の玉ですので、
特賞『湯煙殺人温泉ツアー』3泊4日の旅をペアでご招待です!!」
うわあ。
聞いただけで何か起こりそうな名前だ。
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