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念を使わせてみよう小説スレッド
123
:
1
:2004/12/01(水) 19:19
@ @ @
「…なーんもありゃしねー」
辟易の声を漏らしながら、外法狐ががっくりと肩を落とした。
「まあ、予想はしていたがな」
やれやれといった顔でフーンが呟く。
「しかし、どうするよ。
何も収穫ありませんでしたー、って帰るのはかなり格好悪いぞ?」
「仕方あるまい。
愚痴ったところで、情報が降ってくる訳でもない」
フーンがポケットから煙草を取り出して一服する。
ちなみにこのタカラギコの家に到着してから、これで15本目だ。
「あっちは何か見つけてるかねー…」
「まあ、期待は出来んだろうな」
ぷかぷかと煙でわっかを作りながら、フーンは外法狐に答える。
「ちっ、しゃあねえ。
もっぺん最初から出直しか…」
外法狐が玄関に向かおうとしたその瞬間、彼女の細胞は身に迫る危険を察知した。
「!!」
即座にその場を跳びのき、臨戦態勢を整える。
「…!
敵か! どこから―――」
フーンが周囲を見回したその瞬間―――
「!?
ッ、ぐあああああああああああああああ!!!」
突如として、フーンの体が瞬く間に炎に包まれた。
火達磨になりながらも、フーンは床を転がってなんとか火を消し止める。
が、それでもダメージはかなり大きいらしく、フーンは倒れたまま起き上がれない。
敵襲!?
しかし、一体どうやって!?
「……!」
外法狐は、窓の外からこちらを覗き込む男を発見した。
頭が亀頭の形をした、歩く猥褻物陳列罪といった風貌の男。
その男と、目が合う。
そして、男は確かに、こちらを見てにやりと笑った。
「テメ、上等だ!!」
ガラスをぶち破り、外法狐は亀頭男目掛けて突進した。
ものの1、2秒で、50m程離れていた筈の男の目の前まで駆けつける。
「…あ〜もう、遅い遅い遅い遅い遅い遅い遅い遅いおっそ〜〜〜〜〜〜い!
何日この家を張り込んでたと思ってんだよ!
もっと早く来てくれないかなぁ、ホント」
亀頭男がわざとらしい程大きな身振り手振りをつけて喋り出す。
「お前、誰だよ」
「いやしっかし、それでも待ってた甲斐があったってもんですよ。
こうして、あの外法狐が目の前に来てくれたんだから。
うん、素敵無敵で幸福に至福だ」
「誰だ、と聞いた」
自分の話を無視された事に腹を立てた外法狐が、ドスを利かせた声で再度告げる。
「ん?ン?んん〜?
いやはやこれは紹介が遅れましたね。
人の名前を訊ねる前に、まずは自分から名乗れ!って言いたい場面ですが、
あいにくぼかぁ既にあなたの名前を知っっちゃってますからね。
ではお教えしましょう、外法狐さん。
僕の名前は魔断真裸々(まこと まらら)、マララーって呼んで下さいね。
キャハッ☆」
「そうかい、お前が『魔断』の『自然発火能力者(パイロキネシス)』か。
さっきのも、お前の仕業か」
外法狐がマララーを見据えて言う。
「そ・う・で〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!
僕の趣味は人間の丸焼き!
さっきの彼にはその為の憐れな犠牲者となっていただきましたァ!」
誇るようにマララーは告げた。
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