したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

通天閣らじお その3

857名無しさん:2007/10/27(土) 23:31:19
「結局あれから、大毅もボクシング辞めてまいよりましたからね。
親父に口出されんのも嫌になって、離れたんです。…色んなこと言われて、
1年ぐらい全然勝てんくなった。もうハッキリ言って、ボロクソですわ(笑)。

それでも続けた理由ですか?…あのね、僕ね、勝てんかった時期にね、
辰吉さんと会うたんです。ホンマに偶然やけど。練習もする気なくなって、
道でフラーっとしてたら、ランニングしてて。

それで、ほんの5分ぐらいでしたけど、立ち話して。なんか俺、死んだ目しとったか
よう分からんけど『オマエどこ見てんねや!』って、もっそ大声で言われて。
俺も『ハイ…』とか言うて、気の抜けた返事して。そしたらね、辰吉さんがいいよるんです。

『俺は目ェやってるけどな、お前よりか全然リングの上見とるわ。ウィラポンも薬師寺も
シリモンコンもそこにおってんで。オマエの目には何が見えてんねん。親父か?世間の目か?
男やったらまっすぐ前向いて、戦わんかい。ガキの使いでやってんちゃうねんぞ』

…それ聞いてからっすね、もう一回一人で頑張ろうって思ったのは。
今はボクシングしか見えて無いっすわ。楽しゅうて楽しゅうてね。俺が楽しいと、
お客さんもノッてくれるんですわ。その瞬間、俺ボクシングやっててよかったなって
思えるんです」 

2013年、亀田興毅インタビューより




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板