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企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議2
892
:
夕陽が、罪を、照らす。(22/27)
◆29ZH4ztR.E
:2012/08/08(水) 01:52:24
「残念じゃが…… まだ、大丈夫じゃ。
今まで【間に合わぬ男】であった儂が、ついに間に合った。
恭也殿の手は、罪に塗れずに済んだのじゃから。
神聖な男の誓いは、破られずに済んだのじゃから」
野武彦は刹那の幻覚を見る。
―――ファインセーブだ、ヘル野武彦
むすっとした顔のまま、亡き盟友・エーリヒが、
夕闇空で親指をグッと立てていた。
野武彦もまた男のサムズアップで返礼した。
「ちょっとカッコいいトコ見せたと思ったらまた一人遊びですか。
こんどは何のヒーローごっこです?
ま、説明は結構。今は時間が惜しいですから。
さ、一時間後れのブリーフィングを始めましょう」
紗霧は、常の紗霧であった。
この、それぞれの感情が全力で次々と誘爆していった焼け野原にあって、
彼女はただ一人、冷静さを保ち続けていたのである。
「……もう、無理だよ……」
「……確かに、高町恭也を説き伏せるには余りにも時間がありません。
面倒ですが恭也を除いたプランに急いで修正しないといけませんね」
広場まひるが怒りの形相に固まった顔を両手で優しく解しながら、
紗霧の提案を、明確に却下した。
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