[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議2
827
:
終末の過ごし方 〜椎名智機〜(2/6)
◆29ZH4ztR.E
:2012/03/15(木) 00:16:29
機械のこころなど、単純なものだね。
昨晩まであれ程私の行動を縛っていた【自己保存】の本能が解除された途端。
自分がひとりぼっちではないと実感できた途端。
仲間たちの役に立ちたいと。
この能力の全てを捧げたいと。
今まで思ったことの無い欲求が、感情曲線を書き換えたのだから。
0と1の判断しかないとは言え、なんとも節操のないことだ。
「ホントにぃ!?凄いねぇともきん、よく頑張ったねぇ!
いい子いい子!(なでくり、なでくり)」
特に、この芹沢…… もとい。
カモちゃんさんへの傾倒具合は、押さえが利かない。
ビットフラグの反転が起きたとしか思えないほどだ。
カルガモのインプリンティングか、と自嘲したくもなる。
だがね…… カモちゃんさん。
いくら私がなついているからと言ってだね。
一人前のレディの頭をこう、撫でまわすなどとは……
「No! そんな子ども扱いはよしてくれ給え。
私は別にご褒美欲しさに解析に注力していた訳ではないのだよ」
「あっれぇ〜?
ともきんはいい子いい子をご褒美だって感じてるの〜?」
「のっ、No! 言葉の綾というものでだね! 私は!」
Oh…… 私はバカになったな。堕ちてしまったな。
ノイズの如き感情波に制御が利かず、
演算能力をポテンシャルまで発揮できないのだから。
大人ぶってみても、実際のところ、撫で付けられて嬉しいのだから。
解析成功の報を真っ先にカモちゃんさんに入れたのも、なんてことはない。
結局、彼女に褒めてもらいたかったからなのだろうな。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板