[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議2
803
:
終末の過ごし方 〜魔窟堂野武彦〜(2/7)
◆29ZH4ztR.E
:2012/03/14(水) 23:47:22
相変わらずの花が咲いたような笑顔じゃな。
ささくれ立った心に潤いを齎す笑顔じゃな。
じゃからこそ、じゃ。
まひる殿には出来るだけ、会いとうなかった。
じゃって、わしはどのような顔をすればよい?
どのような言葉をかければよい?
まひる殿の過去を、罪を、知ってしまったわしが。
いやいや。
まひる殿の場合、それを罪などとは呼べぬな。
月夜御名やランスやユリーシャとは違う。
生態じゃ。
わしら人間がが牛や豚を食らうように、まひる殿という生き物は人を食う。
かつてそうして生きてきた。
それだけのことじゃ。
「もー心配したんだからさー。はい、お煎餅。
お腹空いたでしょ? 一緒に食べよ?
でも一枚だけだからね。 残り10枚切ったんだから」
おうおう、屈託のない笑顔でまひる殿がおすそ分けをくれたわい。
前歯で煎餅をぽりぽりとする姿はとことん微笑ましいの。
まるでシマリスかハムスターの様じゃ。
華奢な体。愛らしい顔の造り。まっすぐな瞳。
これが、この本性が、人食いの獣じゃとはとても思えん。
しかし、いやいや、よく思い出すがいい。
ケイブリスとの戦いの折のまひる殿の活躍ぶりを。
強靭なバネ。鋭利な爪。ペンタグラムの瞳。
人ならざる異能を駆使して、攻撃役を担っておったではないか。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板