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企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議2
403
:
χ−1(1/12)
◆VnfocaQoW2
:2010/09/12(日) 23:37:37
(ルートC・3日目 AM9:00 J−5地点 地下シェルター)
拳を、握る。拳を、開く。
拳を、握る。拳を、開く。
目覚めたザドゥが最初にしたことは、【気】を用いての内観であった。
深い呼吸と共に【生の気】を巡らせれば、血液の滞りや発熱、代謝の停止等、
【死の気】を内包している箇所で停留し、あるいは霧消する。
これは気功を使う者特有の、肉体機能のチェック方法である。
(想像以上に疲弊が激しいな。火傷による機能の低下も著しいが……
だが、機能の不全には至っていない。俺はまだ、戦える)
その分析に、痛みは考慮されていない。
ザドゥはいつかの亡霊・紳一とは違い、痛み程度には動じない。
動くのか、動かぬのか。
壊れているのか、いないのか。
それを、一箇所一箇所丁寧に確認するのみである。
「はいはーい、ザッちゃんザッちゃん! 次はあたしを触診してー♪」
《そういう話なら、ぜひこの儂に!》
「黙れ妖刀、折られたいか」
《……お黙ります》
主催者一同の脳裏に、頭痛すら覚えるほどの強烈な鳴動が感じられたのは、
ザドゥが芹沢の背に【生の気】を巡らせようと掌を伸ばした矢先であった。
.
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