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企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議
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智機が嘘を言っているのであれば、後の障害が智機を残した方が大きいならば。
それならばこのまま目の前の個体を破壊すればいいだけ。
しかし、自分達を始末しに来たというのなら、こんなことなどせず不意打ちでも何でもすればいいだけである。
それだけの機体を誇るのが彼女『達』なのだから。
だが、敢えてこうして話を持ちかけてきたと言うことは、少なくとも戦いを望んできたわけではないことは明白。
それとも動けない理由があるのか。
彼女の考えが嘘か真かにしろ、判断はせねばならぬだろう。
「……悪いですがこの場ですぐには決めれませんね」
「そうじゃな。今後の運命を左右する以上、全員で相談して決めねばならん」
「それも当然。……しかし敵に背を見せていいのかね」
「なら、俺が残る」
ぐいっと恭也が前に出る。
その様子を智機は見透かしていたかのように満足げに微笑む。
「俺よりも魔窟堂さんや狭霧さんの方がこういったことに向いてるからね。判断は二人に任せるよ」
智機が不審な動きを見せるというのならば恭也は一瞬も容赦はしない。
彼の手には未だ刀が握られ、構えはいつでも抜刀に入れるように維持し続けている。
「……尤もだ。だがあまり時間はない。でないとザドゥを葬れるチャンスがなくなってしまう。待てるのは10分だ」
両手を広げて10の指を三人の前に智機は見せる。
でなければ、機会は失うと暗に煽りならが。
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