レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議
-
三つ目は晴天の空から何かが西の方へ落ちて来た事。
それから夜になるのを待たずに、これまで体感した地震以上の大きな揺れとともにどこ
でもない場所に連れて行かれた。
それを理解した時、漠然とだが長老は死を覚悟した。
主と遭うまでに人間でない何かがここへ何度も訪れた。
四つ目は今。
□ ■ □ ■
(二日目 PM6:28 東の森・楡の木広場西部外れ)
『それ』は与えられた擬似聴覚を上の方に集中させていた。
炎が渦巻く音は止みそうにない。
(治まるまるまで持つかな……)
そう長くは持たないのは承知している。
元々『それ』は式神星川ほど強固に構成されたものではない。
ただのヤドリギに戻ってそ自我を得ないまま土中で朽ちる可能性もあった。
火事が治まるまで、誰かが近くを通るまで意識を集中する。
そして幻術を使用して、自らの存在と主や同胞の助命を願う。
『それ』のやろうとしているのはそれだった。
時間を待つまでもなく、主が死んでしまえばすぐに消えるかも知れない存在。
散っていった同胞の生命を無駄にしない為に、解っていてもしなければいけなかった。
(これも……役に立つかどうかは解らないけど……)
いっしょに埋められた『何か』を考える。
主なら何か解っただろうか?
(どうか……無事に……ふ……)
『それ』の擬似感覚に痺れのようなものが突如走った。
(…………あれ?)
↓
※式神星川が埋めた「何か」は彼の意志と力が宿ったヤドリキ数本でした。
※楡の木広場西部付近の「足跡」の場所に埋まっています。
※ヤドリギの他にも何かが埋まっています。
※ヤドリギの意志と力が今後どうなるかは不明です。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板