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企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議
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「おいおい、何とかできねぇのか?」
「まだ早い。これはあくまでもマシな状況の方だ。
もし出撃しているザドゥが、既に首輪を外している参加者に襲われでもして見ろ。
また首輪をつけていたとしても、爆発させる暇もなく、不意を突かれるケースもある。
奴が負傷、最悪死んだ場合、残った運営は、私と透子と貴様と言うことになる。
最悪、素敵医師達を残した状態でな」
「するってぇと……」
「その場合は、実質、私が権限を握ることになるのは間違いない。
だが透子が素直に言う事を聞くとは思えない。お前に好き勝手動いてもわれても困る」
ポリポリと頬をケイブリスがかいた。流石の彼も思い当たる節に気づく。
実際、何もなければ自分は好き勝手動くだろうなと安易に想像がついた。
「そこでだ。最悪のケースを想定した事も含め、私とお前で手を組みたいのだ。
我々の願いを叶える為にな……。
「クック……」
ケイブリスがニヤリと笑った。
「俺達の願いを叶える為な……気にいった。いいぜ組んでやろうじゃねえか、ただし条件がある」
「ランスの処遇か?」
「解ってるなら話は早い。奴の始末だけは俺がやる」
「ふむ、私も見返りなしとは言わない。それを呑もう。その状況に手を貸す事、折れた手の補強と鎧の修理、これでどうだ?」
「OK、俺はお前に力を貸す。それで手を打とうじゃねぇえか」
「交渉は成立だな……」
「ところで具体的にこれからはどうするんだ?」
破損したケイブリスの鎧を智機が受け取り、修繕と補強をしている。
それと同時にケイブリスの身体データを収集し、彼の折れた腕を補佐するための機具の設計を創案していた。
「まずザドゥの方がどうなるかだな。
明確に我々が手を組んだ以上は、もう恐れるものは数少ない。
多少奴が文句を言おうとも、できる限り動いていくべきだろう」
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