レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議
-
ザドゥはそれに答えなかった。
そして虎徹を持ったまま構え、またも気を練り始めた。
「む、無駄がよ。いくらショック療法やかか、躰のツボついたとこで、こんてーどでは
元には戻らんが……へきゃきゃきゃ……」
ザドゥは芹沢と素敵医師を交互に見る。
「それに…あん時のカモミールをざんじ助けるにぁ、これしか方法はなかったんじゃか」
ザドゥはそれを聞き、目を細める。
「死んだら、ねね願いをかなえるちゅう事はできんが……センセはいいことを…」
「今の状態で本来の願いを口に出せるとは思えんがな」
「…………。へへ、へへへうへうへうへ……。大将……せ先日の放送の前をつごーよく
忘れとらんがか?」
「……」
「カモミールは、せせセンセのおクスリを欲しがってたがよ。
大将と違って、ここ心やさしいセンセは望みを叶えてあげたんやき。
ひひひひひ……非難されちゅうのは心外ぜよ」
「………。俺の部下に幽幻という、貴様と同じ薬剤師がいたが……」
「………?」
「伺いも無しに、勝手に投薬するような下品な奴では無かったな」
「……失礼なが……それは…ま、まるでセンセに品がないよーな言い方がね」
無数の糞尿垂れ流しのジャンキーを飼っていた男の言う台詞ではない。
「気付かないからこそ下品なのだ。カモミールは半ば自暴自棄に陥っていたに過ぎん……
貴様はそんなカモミールをわざとこうしたのだ。自らの手駒欲しさにな……」
ザドゥの口元には嘲笑ともとれる笑みが浮かんだ。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板