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企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議
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(二日目 PM5:10(暫定) 西の森)
魔窟堂が出発した後、五人は待ち合わせ場所より少し離れた所にいた。
「(靴跡から見て……一・二人以上の男性がここで休息を取っていた所でしょうか)」
焚き火の跡を木の枝で弄りながら、そう紗霧は推測した。
「この本は一体何だったのでしょうか?」
炭化した本を見て、ユリーシャ。
「恐らくハズレの支給品だったんでしょう」
「(廃村から持ち出す必要はないだろうしな)」
二人の会話に耳を傾けながら、恭也は斧の手入れをしているランスを見る。
「木の枝よりかマシだが……やっぱりランスアタックは使えねえな」
使用武器に不満げなランスに対して恭也は提案した。
「ナイフなら持ってるけど、使わないか?」
戦闘スタイルを変える事を決意したが故の恭也の判断だ。
「駄目だ。ナイフでは俺様の必殺技が使えん。 お前か、ジジイが持ってろ」
「ああ」
次に恭也はまひるの方を向いた。
「……」
まひるは手で後頭部を弄りながら、何かを思案していた様だった。
「……!」
彼は自分を見ている恭也に気づくと、単刀直入に言った。
「ねえ……あたし達が持ってた荷物どうなってんだろ?」
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