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429
:
名無しモンクさん
:2009/05/25(月) 08:10:45
二次元に恋し、喪のまま結婚する事無く八十数才になった俺。
近所からは「危ない老人」「キチガイ老人」と、若い頃と同じく
迫害され続ける俺。訪れる人といえば、市の職員が
「死んでねーか?」と来るくらい。
ある日風邪をこじらせた俺の家の玄関を、ダンダン!と
叩く馬鹿がいる。
ブチ切れた俺は「誰だ!フォルァァ!」と扉を激しく開ける。
そこには50年以上前に、心の底から愛し恋い焦がれた あのキャラの姿があった。
淡く白い髪、白い肌、そして胸には二枚の羽のペンダント・・・
彼女はそのペンダントから羽を一枚、手に取って俺に差し出し、
何ら変わらぬ柔らかな笑顔で言った。
「お待たせ・・・さぁ、一緒に行こう?」
震えた。涙が止まらなかった。
それから数日後、この家を訪ねた市の職員は、
玄関先で倒れている老人を発見する。すでにこと切れていた。
警察や役所は「風邪をこじらせた独居老人の孤独死」と結論を出す。
しかし市の職員は、不思議に思っていた。
職業柄、多くの孤独死を見てきたが
これ程の満面の笑みで亡くなった老人を、彼は知らない。
最後の最後でこの孤独な老人に、
一体どんな奇跡が起きたのだろうか。
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