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302
:
名無しモンクさん
:2006/05/21(日) 23:01:46
それからしばらくたったある日。
主人がいつものように店番をしていると、身なりのいい男性が店を訪れた。
男性は店の中の骨董をいろいろと眺めていたが、バイオリンに目を留めると
主人に向かって「あれはいくらかな。」と訊ねてきた。
主人が「いえ、あのバイオリンは・・・」と口ごもると
男性は「なんだ、売り物じゃないのかい。しかし私はあれが気に入ったんだ。
これでどうだろうか。ぜひ譲って欲しい。」と
バイオリンの値段の何倍もの額のお金を取り出し、主人の前に置いた。
主人は思いがけない金額を前にして、少しの間考えていたが、やがて
「申し訳ありません。やはりお売りするわけにはいきません。」と男性に告げた。
「やっぱりダメか。残念だが、仕方ないな。」男性はそう言うと帰っていった。
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