したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ここだけTwitter

63Mr.名無しさん:2011/06/02(木) 20:27:36
【原発事故の原因】

第1に、「軽水炉」は「核反応が爆発的に起こる」ことが「自律的に防止」できると思っていたからです.
第2に、若干の誤解をもたらすかも知れませんが、簡単に言うと「崩壊熱を忘れていた」ということ、そして、
第3に、「技術は事故が起こることを考えておかなければならない」ということを忘れていたこと、


そして、知識もあり分別もある人たちが、こんな簡単なことを忘れた深層の理由は、
1)自分たちは偉い(判断力がある)と思っていた、
2)国の支援を受けていた、
3)原子力村の利権にまみれていた、

を上げることができるでしょう。


「軽水炉の過信と崩壊熱の軽視」が第一の原因でしょう.

発電用に使うウランは、燃料となるウラン235が3%から5%ぐらいしかありませんので、容易に爆発はしません。
広島などで使われる爆弾には90%のものが用いられますし、「20%以上の者を兵器用」と言われているのです.
でも、「水」があると低いウラン235でも爆発します。だから「水を減速材に使う軽水炉」というのが誕生したのですが、しかも「水」は反応が暴走し始めると蒸発して泡が出来、中性子を減速しなくなるので、そこで反応が止まるという特徴もあります。
この水のもつ余りに素晴らしい性質に目が奪われ、水を使っているなら大丈夫だという錯覚が生まれたのです.
人間はある錯覚にとらわれると、そこで思考が停止して、「軽水炉は少しの放射性物質は漏れるかも知れないが、チェルノブイリのようなことにはならない」と信じ込んでしまったのです。
誤解の無いように、全体像を示しますと、原子力の世界では今回のような事故を「シビアー・アクシデント」と呼んで、警戒をし、研究もしてきたのですが、どこかに「軽水炉はそんなことにはならない」という甘さもありました。
「核爆発」にとらわれて「崩壊熱によって水素または水蒸気爆発をして、それまでに炉内にあった放射性物質が大量に漏れる」ということに考えが到らなかったのです.


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板