誰かが働かなければ人は生きていけない件について

23：Mr.名無しさん：2005/06/09(木) 20:58:46: どうでもいいことを長々とすまん
労働が楽しければ貧乏でもいいはずなんだよな

なんどか見聞きした話なんだけど、
「それができるのは世界でも１，２人」というすごい技持ってる職人（※）でも
結構収入は人並みだったりするらしい。
でも人生楽しそうだ

────再びどうでもいいこと（ぉぃ）────
※　職人っつっても、美術コレクター相手でない人たち。
　オレが聞いたのはこんな話。
　①江戸時代から続く製法で鋏を作る鍛冶屋。
　　できる鋏は大量生産品にくらべると非常に精密・切れ味抜群で
　　他業種の一流職人からとても信頼されている。
　　この技を持っているのはこの兄弟しかいなくて、後継者もいない。
　　でも一本数千円という安さ、毎日毎日暑くてつらい職場で働いてる。
　②大手重工ﾒｰｶｰで新幹線の頭に鉄板を張る職人。
　　非常に複雑な曲線に合わせて、数百枚の鉄板を一枚一枚
　　作って張るのだが、その人は図面を見ず、記憶を頼りに目分量で作る。
　　でも現地に持っていくと、ｺﾝﾏ数ミリの精度で数百枚の鉄板がぴったり合う。
　③あとﾄﾝｶﾁだけでﾔｶﾝ打ち出す職人とか、
　　針金で耐久性抜群・水切り抜群の金ザル作る職人とか色々。
　　後者の人はもうじいさんで結構年逝ってたんだが、その人曰く
　　「ああ、これ10年前に作ったやつな・・・今見るとまだまだって感じｗ
　　　（10年使って）ここがちょっと緩んできてるだろ、
　　　今なら10年使ってももこうならないようにできるぜ。」
　　．ｏＯ（ｶｯｺｴｴ・・・）

　で、みんな「子ども二人育てて小さい家買うのがやっと」なつつましい生活してた。
　（今なら全然つつましくないか？）

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