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テレビ番組実況

317Mr.名無しさん:2005/08/15(月) 23:19:13
↑「知るを楽しむ」という講座だった。次回は五芳星だって。

彼の作品「陰陽師」によく出てくるキーワード、「呪(しゅ)」の話が面白かった。

・呪を使えば月を譲渡することもできる。それには恋人に向かって('A`)
 「この月を君にあげる」と言い、相手が「ありがとう」と言えばいい。
・もっと身近な例。
 あなたの家に泥棒が入り、万年筆を盗まれたとしよう。
 「ああ、万年筆が盗まれてしまった」と思えば、その万年筆はもうあなたの所有物ではない。
 それに気づかなければ、相変わらず万年筆はあなたのもの。
 一方で、泥棒が「ああ、悪いことをしてしまった、これはオレのものではない」
 と思えば、万年筆は泥棒のものではない。
・最も短い「呪」は人の名前である。
 ある人を表す言葉が無ければ、その人について話すことはできない。

「呪」とはつまり言霊? 言葉にすることで認識・思考可能にするっつーか。
京極夏彦の妖怪小説もそんな感じだったなぁ・・・ また読みたくなった。


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