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雑談スレ
960
:
名無しさん
:2005/10/01(土) 05:04:44 ID:uNYD9z4A
その日は霧が濃く、見晴らし最悪でジトジトしていたのですが、
昆虫採集への意欲の為、気にせずズンズンと見知った森の奥へと進みました。
しばらく後、木々の開けた場所へと踏み込んだ時、わたし達はそこに何かが置いてあるのに気付きました。
灰色交じりの白い布です。
大きさが結構あるので、疑問に思ったわたし達の中でも一番気の強かった者がその布に手を掛けようとしたところ、
その布が跳ね上がり立ち上がりました。
布ではなく人です。
白髪交じりのバサバサした長髪を振り上げ、こちらを見た目は真紅に染まっており、ニタリと笑うその顔は老婆のものでした。
わたし達はその場より蜘蛛の子を散らすかのように逃げ、自転車の置いてある場所へ皆が辿り着き一目散にその場から去りました。
家には直帰せず、最寄の交番に皆して転がり込みその場にいた巡察官に「森で変なおばあさんを見た」と訴えましたがその巡察官は相手にしてくれません。
宥めすかれ、家に帰るよう促された皆が自転車に乗ろうとしたとき、交番までの曲がり角の方からその老婆がこちらを覗き見しているのを皆が見ました。
再び巡察官に確かめるように泣き喚き詰め寄ったところ、渋々確認へ行ってくれましたが誰もいないとの一言で終わらされました。
これがわたしの一番最初に経験したことです。
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