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【全】夏への扉(2021)

1ロイドパ:2021/07/20(火) 19:08:27
ピートはいつまでたっても、ドアというドアを試せば、
必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、棄てようとはしないのだ。

   ロバート・A・ハインライン『夏への扉』

スレの詳細は>>2

106甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/07/23(金) 18:10:10
>>104
>名前呼びは…その、ちょっと難しい…かな…?

「…駄目?」

見るからにしょんぼりするあま公だが
しつこくは食い下がらない
無理強いはよくないから

「でも…」
「…すぐじゃなくていいから、いつか呼んでほしい…」

>>105
「お酒ね…」

このあま公、アルコール分解苦手民で1%でもアルコールが入っていると悪酔いしてしまうのだ
この前は酔っ払った末に幼児退行して血液を抜かれるというとんでもない事態になってしまった

だがこのあま公、好奇心は強い方だ
未知の料理の可能性があるのなら試してみたい

「けど…」
「昼に夜のお菓子を食べるのはやっぱり犯罪じゃ…?」

107『ひと夏の思い出』〜海開き編〜:2021/07/23(金) 18:17:30
>>104-106
君たちは階段を降り、お食事処に向かった。

  おねーさん!このテーブル全員、生ー!

    やきそばー!おいしー!

       やーん、ハニー!食べさせてー!

    かきごおりー!あたまキーン!

  ……ざわざわ       ……ざわざわ       ……ざわざわ

海の家のお食事処は、めっちゃ、盛況のようである。 それはもう、めっちゃ、人人人犬人人人猫人人人である。

めっちゃ、ざわざわしているのである。 それはもう、めっちゃ、めっちゃである。 なんかもう、ここは戦場なのかと思うぐらいの喧騒だが、そんなことはなく、ここは『海の家』である。

砂浜や海から直の濡れたサンダルや砂まみれの裸足で出入りできるぐらいには、めっちゃ気楽な『海の家』と言う風情である。 誰も気にしない。 ルーズな雰囲気。

油断した人間の食べ残しを狙ったトンビが空を舞っているのもまた、めっちゃ、気楽の範疇なのではないだろうか。 多分そうなのである。 そうに違いない。

これだけ、めっちゃ、ざわざわしていると、多少スタンドを使ったとこで、誰も気づかないのではないか、というぐらいの、めっちゃ、ざわざわぶりである。 それぐらい、みなさんは、夏の海を楽しむことに現在進行形で忙しいのだ。

『海の家』のおねえさん「へーい! らっしゃーい!」
先程のおねえさんが君たちを応対した。

『海の家』のおねえさん「ああ!さっきの娘、元気になったのね! よかったー!」

『海の家』のおねえさん「お食事をご利用ならこちらのテーブル席へー! ご注文は私までー!」
お姉さんは、君たちを空いたテーブル席に案内してくれた。
君たちの目の前には 年季の入った木のテーブル、ちょっと軋んだ安そうな椅子、溶けかけた氷の入った微妙なお冷や がある。
ここは、海の家である。 どこまで行っても微妙で、完璧感がなく、どこか抜けている。 なんかもう、ソースと水を入れすぎた焼きそばぐらいの、へにょへにょ感がある。

テーブルには↓のメニューが貼り付けてある。

────────────────
☆『海の家 お食事処』 メニュー

やきそば! やきうどん! そうめん!
カレー! ラーメン! 冷やし中華! おにぎり!
目の前海だよスシ! 海鮮丼! カツ丼! 銀シャリ!
みそ汁! あら汁! とん汁!
たこやき! やきとり! 豚串! 牛串! イカやき!
焼きハマグリ! 焼きサザエ! 焼きもろこし!
でんでんおでん! うなぎ串! じゃがバタ! フランクフルト! アメリカンドッグ!
地元餃子ぱくぱくセット! Y津の焼きはんぺん! コロッケ! メンチカツ!
かき氷! アイス! すいか! メロン! 地元名産フルーツもりもりもり合わせ!
ジュース! ラムネ! ビール! 日本酒! サワー! ワイン!
栄養ドリンク! レッドブル! モンスターエナジー!
各種おつまみ! 夜のお菓子!
────────────────
☆参考
ttp://shizuoka.j47.jp/matsukazesou/menu
お値段は、大体こんなイメージ、この範囲のお値段。
────────────────

108七篠 譲葉『リルトランク』:2021/07/23(金) 18:28:54
>>105

「ウナギパイ、美味しいですよね。
 ハート型で可愛いです」

 七篠はどうやら『ウナギパイ』を勘違いしているようだ。
 もしかしたら初めてかもしれない。

「一つならいいかもしれませんね!
 夜のお菓子、どんなのか楽しみです!」

 いざとなれば分け合えばいい。
 三人いるのだから多くてもなんとか食べられるだろう。

>>106

「……う…」
「…………あまね…さん…」(ぼそっ)

 七篠は小さな声でつぶやいた。もしかしたら聞こえたかもしれないし、聞こえなかったかもしれない。

「……悪いことだったら、あとで謝っちゃいましょう?」

 七篠は『夜のお菓子』に随分興味を引かれているようだ。


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