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【場】『自由の場』 その2

1『星見町案内板』:2021/05/15(土) 13:10:51
特定の舞台を用意していない場スレです。
使いたい場スレが埋まっている時や、
現状スレのない地域での場活動にご利用下さい。
町にありえそうな場所なら、どこでもお好きにどうぞ。

326『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/25(水) 15:30:40
『氷山』は記憶を辿りに辿り、自分がこうなった『きっかけ』かもしれないエピソードを話す。
大まかな位置も伝えたため、仮に『一抹』たちだけでも、なんとか辿り着く事が出来るだろう。

 と―――

                  スルゥッ

ふと『インダルジェンス』の手が滑り、『氷山』の身体から離れた。
どうやら『氷山』が溶け出し、その水分が『かき氷』のような
シャーベット状となり、それにより滑ってしまったようだ。

溶けないよう『エアコン』を強めにしておいたはずだが………
おそらく触れ続けた事で『エアコン』が当たらず
掌で『保温』しづつける結果となり、溶けてしまったのだろう。
(『インダルジェンス』が干渉し続けるならば、実体化に近い挙動をすると判定)。
観察はしていたが、掌の下が溶けているかどうかは、実際に溶け始めないと分からなかったし、
溶け始めた今まさに『シャーベット』化し、『滑る』結果になってしまったという事か。

 
      ゴゴ ゴ ゴ ゴゴ ゴ ゴ  ゴ


それにより、『氷山』の『沈静』は解除された。
『氷山あきは』の病的なまでの『夏への衝動』が一気に再燃する。
それと共に今まで二人から『夏』を阻害され、
『季節外れの花』を近づけられた事等への強烈な『ストレス』も蘇る。

 つまりは―――

『この二人から逃れなければ、氷山はいつまでも夏を楽しめない』。

『エド・サンズ』は本来、強力なパワーを持っている。
爆発力のある強い思いによる『精神力』で操作すれば、
そのパワーを存分に発揮できる。
『硬い』といえどもあくまで『枝』。
人間を超えるパワーであれば『拘束』から脱出することも可能だろうし、
何か『捕具』を利用するのも手だろう。

そしてまた、『氷山』は自らの身体の奇妙な性質を
ある程度、自分が思うがままに操作できる事に気付いた。
水分さえ十分ならば、『低温』『かき氷化』『溶化』
『粘着(シロップ)化』の進行や放出が出来るという『確信』。
『衣装』や『所持品』にも使えるという確信のある『それ』は、
まるで一つの『スタンド能力』かと錯覚してしまうほどの『異能』。
『液状化』も含めれば、様々な事が出来るだろう。

 ………

>一抹
『一抹』は仲間に民家の場所を『連絡』はしたものの、
肝心の『現在地』を伝えていない事に気付いた。

いやたとえ、画像のGPSなどで伝えられていたとしても、
この短期間で駆けつける事は難しいか………
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/233-239n)


>七篠
『七篠』が『麦茶』を水筒に入れ終えたちょうどその時に事態は動いていた。
『麦茶』を入れる動作を行っていたため、事態を把握するのにわずかな時間を要する。

327氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 17:19:22
>>324-326

「うーん・・・・ おもむきのある『民家』で一夏の冒険を、というのもいいんですけど
 私としてはもっとこう・・・・・」

     ズル・・・・っ!

「あ・・・・・」

氷山の体表面に新雪のように薄らと積もった氷に『インダルジェンス』は手を滑らせる
それと同時に『悪感情の抑制』が解除され・・・・氷山の心にふつふつと『怒り』が沸いてきた
何故、自分は拘束されているのだろう・・・・これじゃあ『夏』を楽しめない!

「一抹くん・・・・そろそろ、私も怒りますよ
 だから・・・・・少し痛い目をみてもらいましょうか! ・・・・・『さんずさん』!」

『インダルジェンス』の手が離れた瞬間に、自身の体表面を『シャーベット状』に溶化
小学生サイズに縮小し、さらに表面のシャーベットを潤滑剤とする事で拘束された両手を開放!
『大捕物』を発動して、その手に『十手』を発現させる

『ウオオオオオオ!』

さらに、今の氷山は先ほどの『大捕物』で『鎖帷子』を装着しているため、
『エド・サンズ』と同時行動が可能となっている
氷山のこの脱出劇と同時に『エド・サンズ』は全身に力を込めて、
全身を拘束する『ゴムの木』を引きちぎり・・・・拘束を抜ける!


【能力詳細】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/183-184

328一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 17:26:16
>>326
>>325
「七篠先輩! 溶けて手が滑ったッ! スマホを蹴り滑ら
 せるので夕立先輩とヤジさんに現在地と状況をッ!」

即座に『さんずさん』へと向き直り、床に拳を叩きつけながら『慈悲の刃』を展開(パス精:BCA+刃の展開パス:BC)
叩きつける際に犬が地面を掘るように拳と手の甲の角度を調整して破壊で生じる床の破片を氷山先輩に吹き飛ばし、『インダルジェンス』を『さんずさん』に突っ込ませる。

「斑鳩先輩の移動のパクりですッ!」

「エアコンを遮られた氷山先輩が縮んで薔薇から抜け出るのは即座には出来ないはず…」

「ならば、柔軟で硬い木二つに身体を縛られた『さんずさん』からやるッ!」

勢いのままに『さんずさん』の両腕に『慈悲の刃』と拳を刺し叩き込む。
流石に『インダルジェンス』でも全身束縛から硬い木を破壊しての脱出は難しい。
似たスペックの『さんずさん』も同じはずだ。

「痛くないから我慢してくださいねッ! オラァ!」

329一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 17:33:35
>>326-328
「スマホを蹴り滑らせる余裕ありませんでした!」

『さんずさん』に飛び込む前に叫ぶ。

330七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/25(水) 17:49:22
>>326-328

「え、えっ…!?」

 七篠は準備していた麦茶を置いて混乱しながらも『リルトランク』で氷山を押し倒そうとする。(パD)
 同年代の彼女に対してはそのままの状態での拘束は難しいだろうが、小さくなったのであれば筋力もそれ相応のものになっているだろう。

「部屋が壊れちゃいますから! ここで暴れないでください…!」
「その、『さんずさん』も! 『ゴムの木』は樹液に触れるとかぶれちゃいますから、あんまり暴れると身体に毒ですよ…!」

 七篠は慌てふためいた様子で周囲に声をかけ、転がってきた『スマホ』を手に取った。

「連絡、連絡って…これですね…!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
部屋のイメージを仮でこんな感じだろうと認識しています。(畳数はテキトーです、もう少し狭いかも?)
認識に相違ある場合はすみませんが指摘いただければ…。
ttps://i.imgur.com/pmxxQ6j.png

331七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/25(水) 17:50:03
>>330
スマホは転がってきていませんでした

332氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 18:14:29
>>328

『・・・・・・・!?』

  「『慈悲の刃』・・・・!? でも・・・・!」

浅く抉るように放った一撃は床材の一部を氷山に飛ばす
だが、『エド・サンズ』に向き直りながらのその行動は、一拍の猶予があり
氷山は放たれた一撃をなんとか回避する事が出来た
(氷山の拘束は両腕だけであり、回避行動に余裕があった事もある)

そして、予想通り『エド・サンズ』は脱出に少し時間をかけている
その隙を突いて『インダルジェンス』の両手から突出する『慈悲の刃』が
『エド・サンズ』の両前腕を貫いた

「痛みは・・・・・ない!」

    バキバキボキィッ!

『慈悲の刃』は痛み無き刃、動きを阻害する要因には成らず・・・・・
『エド・サンズ』は自身の怪力により、拘束を脱した!

>>330(MAPありがとうございます!)

「『夏』はまだまだこれから!
 それを邪魔する以上・・・・あなたにも痛い目を見てもらいます!」

押し倒そうとする『リルトランク』に対して氷山は手持ちの『十手』を向ける
どうやら氷山は背丈が縮んだことで『リルトランク』と同程度の筋力となっているようだ
『リルトランク』の力に拮抗するように『十手』がその腕を押さえる
だが、その『十手』がどろりと溶けて・・・・

「それ!」

『トルコ風アイス』のようにぐにゃりと歪んだ十手が
粘りながら『リルトランク』の両腕にまとわりついた!
『十手』はそのまま氷のように硬くなり・・・・両腕を拘束する手枷となる!

「あははははは! 『スタンド』を使って遊ぶのもなんだか楽しいですね!
 まるで『夏練習』・・・・そう!『スタンド夏練』です!」

「七篠さん! 私のこの攻撃を受け止められますか!?」

   ブッシャアアアアッ!

一抹に『エド・サンズ』の両腕が刺された事で
DFにより氷山の両腕が無残に切り裂かれる!
その瞬間に吹き出した鮮血が七篠の顔に向かう!

333一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 19:12:16
>>332
「あれは…スタンド能力? なんか違うな…汚い…」

「それはそうと『慈悲の刃』は無痛ですが外部要素。
 つまり、殴られたり動けば痛むので程々にッ!」

動こうとするであろう『さんずさん』の足を踏み潰して蹴りを潰す。
そこから前両腕より先を漁師が鮪を捌くように肩まで深々と突き斬り裂きながら押し倒す。
『インダルジェンス』と『さんずさん』は似たスペック。
しかし、刺された時点で無理にでも腕を使おうとすれば激痛で全力の殴打は繰り出せない。
『慈悲の刃』の傷は殴られれば、当然のように痛む。
血も流れて動くほど出血で力が出なくなるはずだ。

「『さんずさん』の強みは粋な言動で味方を増やし、様々な人々を一致団結させること…」

「一人で突っ走る『夏』は不粋ですよ。オラァ!」

深々と刺して拳が触れたら『鎮静』がヴィジョン特性により自動で発動する。
だが、今の一人と一体に私の言葉が届くだろうか?

「手だけじゃ駄目なら足も…ッ!」

押し倒せても『さんずさん』が掌を上に向けたら腕を掴んで二人の位置を逆転させる。
散々、お世話になった梯子が発現して降ってくるかもしれない。
『さんずさん』を上にして梯子の盾にする。

>>330
「手を駄目にしましたッ! 七篠先輩は足をッ!
『慈悲の刃』の傷は殴れば痛みますからどうぞ!」

「今の氷山先輩を殴ることに罪悪感など持ってはいけないッ!」

何とか助けに行きたいが『さんずさん』を通じて『鎮静』できれば、なんとか正気には戻るはずだ。
無理なら『さんずさん』をボコって『安静』に持ち込むしか方法は無い。

334一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 19:14:58
『能力詳細』:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

335七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/25(水) 19:38:25
>>332-333

「ひゃあっ!」

 七篠は飛んでくる血飛沫を思わずといった様子で顔を背けて受けた。おそらく目潰しにはなっていないだろう。

「足って、その、『リルトランク』は手が固められたらなにも『枝』出せないんですよ…!
 それにすごく痛い『枝』ってそれこそ命に関わりますから…!」

 『リルトランク』を手首の拘束から逃れさせようと手を振り回すようにじたばたと動かしている。
 この行動で少しでも『リルトランク』自身に傷がつけば『最寄りの木の枝』――扉に生やした『ギョリュウバイの枝』で再発現させようとしているらしい。

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

追記:間取りは1マス45センチほどになっていますがふんわりの認識でいいと思います…

336氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 21:12:20
>>333

動こうとするはずの『エド・サンズ』の足を踏みつぶすため、
『インダルジェンス』の右脚を上げる一抹・・・・・だが

    ガチャッ!

足を上げた瞬間に木製の格子のようなものに引っかかる!
かつて、氷山と共闘をした一抹ならすぐにわかる・・・・これは『四方梯子』だ!
だらりと下げられた『エド・サンズ』の手の前に『四方梯子』が出現し、
『インダルジェンス』の足は梯子の格子に突っ込む形で絡められている

『ウ、ウオォ・・・・「夏」・・・・「夏」・・・・オオオオオオ!』

『エド・サンズ』の右脚が上がる・・・・!
どうやら彼は梯子ごと『インダルジェンス』を蹴り飛ばそうとしているようだが・・・!

>>335

「・・・・・良い判断ですね」

     ビチャァッ!
 
飛んでくる血飛沫を見て、思わず顔を背ける七篠
噴出した血液は右側頭部へと付着する・・・・血が髪についた瞬間に甘い香りが漂う・・・!
いや・・・・これはただの血液ではない! 『イチゴシロップ』だ!
粘度を高め・・・・トリモチのような粘着力を持った『イチゴシロップ』が右耳を中心に飛び散っている!

「目に当たっていたら、しばらくあなたの視野を奪っているところでしたよ
 さあさあ!『夏練』は次のステップに・・・・・いない!?」

手を振り回す『リルトランク』の手首が僅かに引き裂かれる
その瞬間に『移動』が完了し、『リルトランク』は扉の前で再発現した!

「瞬間移動の能力!?
 ですが、その位置関係はむしろ逆効果!
 この位置では一抹さんが邪魔で咄嗟に助けに入れない!」

        ゴオッ!

いつの間にか、氷山の右手から流れる血が固まっている・・・・!
それは右手を包むように氷結・・・・まるで『つらら』のように先端を尖らせている!

「本体だけであれば私だけで十分!
 寒気を覚えるような『氷菓』の鋭さを全身で味わってください!」

氷山の右腕が七篠の顔に伸びる・・・・槍の様な先端が迫りくる!

337一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 22:11:34
>>336
「このような出し方も出来るとは…困った…」

そのまま『インダルジェンス』で『四方梯子』を抑え込みながら、『あの日』のように隙間から『慈悲の刃』のラッシュを腕に浴びせる。
『慈悲の刃』による『痛み』は生じないが持ち上げようとすることで刺し傷が痛むだろう。

「ッーーーーオララララララララララリャッ!!!」

あちらも平気な顔をしているが刺し傷が増えるほど使う腕の精密な動きは不可能になる。
遠慮なく骨も、筋肉も刺しまくる(パス精:BCA+刃の展開:パスBC)
『四方梯子』を解除した場合は真っ向から『慈悲の刃』の釘打ち機のような刺突ラッシュを浴びせる。

>>335
「自分の身も守れないのに相手の心配は駄目ですよッ!
 あっちが殺る気ですからこっちも殺る気でッ!」

「エアコンのスイッチを切るとかやりようはあります。
 こちらは腕を駄目にしておきますからッ!」

338七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/25(水) 22:34:32
>>336-337

「ひ、つめたっ!? 氷山さん…! 危ないですって…」

 七篠は『とりもち』が頬に当たったのを感じてそちらに目をやると氷山がこちらに迫っているのが見えた。
 氷山の身長が縮んでいるとはいえ、手を伸ばせば当たるだろう。
 咄嗟に七篠はしゃがみこみ、やりすごそうとする。

 枯れてから一呼吸後に再発現した『リルトランク』でドアの付箋から『マンチニールの枝』を実をつけて生やし、『エド・サンズ』の顔に向けて伸ばした。(パス精CBA)
 実や葉はまるで林檎のようで、ぱっと見ただけであれば林檎だと思うだろう。

「『夏林檎』、ですよ…。
 一抹くん、避けてくださいね…!」

――殺す気だと本当に危ないのになっちゃうんですから…。

 夏に囚われているらしい『エド・サンズ』に『夏林檎』という言葉を聞かせればどうなるか、七篠も多少想像がついているのだろう。
 声には避けてほしいという思いが込められていた。
 もし、仮に当たった場合は即座に『枝』を解除し、それ以上の毒が触れないようにするつもりだ。

マンチニール
ttps://botanica-media.jp/882

339一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 22:57:04
>>336-338
「ん…? よく分かりませんが…」

ひょい、とスタンドと一緒に声がしたら身を屈める。
七篠先輩の生やす『枝』には危険なものが山ほどある。
そのヤバさを信頼して『枝』を避ける。

340氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 23:00:22
>>337

    ズバババババババッ!!

『四方梯子』の隙間を塗ったラッシュは『エド・サンズ』の前腕を容赦なく切り刻む!
痛みこそないものの、その傷は十分すぎる程に『重傷』といえるだろう
だが、『四方梯子』は既に彼の手から離れている・・・・それは一瞬の間、宙に浮かび・・・・

   ズゴォォォッ!

『インダルジェンス』を巻き込んだまま『エド・サンズ』の蹴りとともに後方へ吹っ飛ぶ!
『インダルジェンス』の右脚が捻られ、一抹の脛骨にみしりという衝撃が伝わる

>>338

     ヒュッ!

七篠が身を屈ませると頭上で風を切るような音が鳴る
なんとか初撃は避ける事が出来たが・・・・次はどうか
緊迫する状況の中、『リルトランク』は『マンチニール』を生やし・・・・

「え! 『夏林檎』ですか!?
『さんずさん』、取りに行ってください!」

『「夏」―――――――ッ!!』

『マンチニール』へ向かって『エド・サンズ』が飛び込む!
その手の中には『マンチニールの果実』が・・・・!

341七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/25(水) 23:12:48
>>339-340

 一抹が避け、『エド・サンズ』に向かった『マンチニールの枝』、『夏』という言葉に反応したのを見て嫌な予感はしていた七篠だが……予感は的中した。

「わ、わぁああ!?」

 皮膚にちょんと当てるだけでいいだろうと思っていた七篠は『エド・サンズ』の手に触れたところで慌てたように『マンチニールの枝』を解除した。副産物である実も同時に消える。
 仮に『枝』に触れていれば『火傷したような痛み』と『腫れ』が、『実』にのみ触れたのであれば『激しい腫れ』と『痛み』があるだろう。

「ごめんなさいっ! 大丈夫ですか!?」

342一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/25(水) 23:33:31
>>340
「グヴッ…ググッ…痛いが…それ以上にやりました…」

あれでは満足に『捕具』を使えまい。
だが、『さんずさん』に握られた果実は何だろうか?
普通に食べられそうだが生やしたということは…

「美味しそう…」

暢気に呟きながら『インダルジェンス』と共に立ち上がる。
七篠先輩が『夏林檎』と呼んだ『枝』を避けながら氷山先輩に近寄っていく。
おそらく七篠先輩が生やしたからには危険な『毒』が有るに違いない。
隙だらけの間にエアコンのリモコンを探して暖房に切り替えて強烈な暑さと風向きを氷山先輩に浴びせる。

「暖房にしますね。ちょっと溶けて反省しましょう」

>>338
「あれって何ですか? 美味しそうで羨ましい…」

「でも、なんか、なんだろう、なんだろうなぁ…」

絶対に触ってはいけない気がする。
こういったところで能力の差が浮き彫りになるが気にするものではない。
それより『夏林檎』の『枝』に触っている『さんずさん』は大丈夫なのだろうか?

343氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 23:44:46
>>341-342

「あっ・・・・・ああああああっ!
 い・・・・・痛い・・・・・・ッ!!」

『ウオオオオオオオオッ!?』

『エド・サンズ』が『マンチニール』の危険な果実を両手で包み込んだ直後、
氷山ともども、強烈な痛みによって床を転がりまわる!
幸い、すぐに『果実』が消失したため大事には至ってないが、
氷山の両手は火傷をしたように赤く腫れてきた・・・・・

    ビュオオオオオオッ!

「あああああああ!」

そこに情け容赦のない一抹の『追撃』が加わる!
暖房に切り替えられたエアコンが熱風を吐き出し、氷山はそれをもろに浴びた!
どろどろと全身が溶ける様に大量の『汗』を流し・・・・・そして・・・・・!

「ひどい・・・・」

そこには『幼稚園児』くらいの大きさにまで縮んだ氷山の姿があった!
マンチニールの毒は体表面が溶けた時に流れ出たのか火傷のような腫れは治まっている

    ドクドクドク・・・・・

両手の傷はそのままなので、放っておくと出血多量で死にそうだが!


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