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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その1

1名無しさん:2016/01/18(月) 01:58:24
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

349薬師丸 幸『レディ・リン』:2018/01/09(火) 17:51:40
>>346(GM)

ここまでの見立て通りなら『罠』で間違いない。
そしてそれほどに受動的な発動条件ならば、
一度発動してしまえば『強烈』な可能性も高い。

(『普蛇』っていうのが人間だとして、
 人間を二人同時に操れるような能力。
 普通に考えたら、相当近くにいるはず)

視線を感じている。
謎の視線……この状況で、敵意のない視線。
仲間になり得る人間は今思いつかないが、
そもそも『好意』を感じるわけでもない。

「『シニカルマン』……そこの『曲がり角』にいる人は、見える?」

極めて小声で、チラシに話しかける。
口元は隠すが、この距離で小声ならまず聞こえないはず。
向こうは向こうで独り言をしているのも、この状況ならありがたい。

(あいつにとっても普蛇ってのは鍵でしょうけど、
 私にとってもそう。護衛さえいなきゃ、攻めやすい)

やや西向きに、曲がり角に寄るように……
しかし主には南に、敵に迫るように動く。
次の攻めに転じるには2〜3m程度の距離が良い。

あえて罠を踏みながら攻めるという手もあるが、
それには厄介な『紫金』が邪魔になっている。
一撃を防がれ、カウンターだけもらうはめになりかねない。
リターンが見込めそうにもないリスクを許容するつもりはない。

350小石川文子『スーサイド・ライフ』:2018/01/09(火) 18:50:49
>>348

回答感謝します。
最初の描写を忘れていて棍棒だと思い込んでいました。
失礼しました。

>>346

   ――なぜ……?

としの行動を見て、脳裏に疑問が浮かんだ。
彼が『右手』に対して無反応だったことに対してではない。
最初に現れた死体の女性が『右手』に対して反応していたことに対する疑問だ。

彼女は、片手で『右手』を引き剥がしながら、もう片方の腕を伸ばしてきた。
死体になった人間が、視界に関係なく標的の位置を掴めるというのなら、なぜ彼女は『右手』を引き剥がそうとしたのだろう。
なぜ、としのように『右手』を無視しなかったのだろうか。

視界を封じられても問題がないというのなら、顔に取り付いていた『右手』に構わず、両腕で掴み掛かってくる方が確実だったはず。
それなのに、彼女はわざわざ片腕だけで掴み掛かってきた。
そこに、この能力の手掛かりが隠されているのかもしれない。

しかし、今はそれよりも重要なことがある。
振り回される鈍器――それを彼がどう使うかは明白だ。
想像したくない。
だけど、想像してしまう。
強力な破壊力を備えたそれが頭部に直撃し、頭蓋骨を粉々に打ち砕く光景を。

   ――……。

   ――なんて……。

   ――なんて……素晴らしいことなんだろう……。

心が強く打ち震える。
それは恐怖によってではない。
圧倒的な『喜び』と、それがもたらす『恍惚』によるものだ。

     パーツ
頭部は『部位』だ。
原型を留めない程に破壊され尽くしたとしても、その直後に再生が始まる。
しかし、それが完了するまで意識は消失する。
完全な無防備j状態。
その間、相手が待っているはずがない。
当然、その間に止めを刺されるだろう。

        『 死ぬ 』 

     『 この命が終わる 』 

   『 愛する人の下に旅立てる 』

自分にとって、その素晴らしさは筆舌に尽くし難い。
この世界の中に、これ以上の幸せは存在しないと思える程の大きな『喜び』を感じる。
早く殺して欲しいという欲求に、一時的に心が支配される。

その時、左手の指輪が視界に入った。
自分の結婚指輪。
私は、これに二つの誓いを立てた。

一つは、『彼』を愛し続けること。
もう一つは、『彼との約束』を守り続けること。
必ず、それらを守り通さなければならない。

   ――そう……。

   ――私は……私は……。

      『 死ねない 』

わずかに残った理性の欠片を拾い集め、再び心を覆い尽くそうとする内面の衝動を、必死に抑え付ける。
それでもなお、格調高いヴィンテージワインを思わせる『芳醇な死の香り』は、私の心を誘惑し続ける。
少しでも気を緩めれば、今すぐにでも、自らの願望に身を任せてしまいそうになる。

『頭』の位置を移動させる。
今は自分の左だが、それを左斜め後方に移動する。
本体との距離に変更はない。
本体は慎重に1m距離を詰め、相手の3m手前で立ち止まり、いつでも動き出せる体勢を崩さない。
回転させる鈍器が、必ずしも『頭』を狙ってくるとは限らない。
また、口に咥えているもう一つも見落としてはいない。
それを、腕以外の方法で使ってくることも考えられる。


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