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ワールドトリガーネタバレスレ避難所

14 ◆TSBAf/32l6:2015/06/25(木) 23:12:23 ID:WQDHhu.o
第107話 三雲 修(12)

ボーダー本部、とある扉の前に緊張した面持ちで立つ修
手には手土産らしき手提げの紙袋

遊「ほんじゃおれは個人ランク戦」
千「わたしは狙撃手の合同訓練に行くね」

遊真と千佳の姿を思い出す
修(A級部隊の作戦室…… 一人で来るのはさすがに緊張するな……)

とりまるに指示を受けた時のことを思い出す修
烏「嵐山さんと出水先輩に話ついた 今日行って来い」
バーガー(?)もぐもぐ食べながら言うとりまる
修「今からですか!?」
修、いつもの冷や汗顔で驚く

修(烏丸先輩にせっかくもらった機会だ 必ずこの先につながる何かをつかんで……帰……)
突然開く扉、目の前に木虎 奥に椅子に座る時枝
修「……!!」
木「何してるの? さっさと入れば?」

嵐山隊 作戦室
時枝の前には大きなテーブル 書類が拡散し、時枝も何か書類に記入中
時枝の正面には嵐山隊オペレーターの綾辻が同様に書類に記入中
綾「あーいらっしゃいミクモくん はじめまして綾辻です ちょっと待っててね嵐山さんもう来るから」
修「あ はい ありがとうございます」
何も言わないが書類から顔を上げてペンを持った手を振る時枝
修「時枝先輩どうも……」
 「もしかして……今忙しかったですか?」
木「忙しいわよ 誰かさんが記者会見で情報を漏らしたおかげでね」
修「え……!?」
時「あの記者会見以降入隊希望者が増えすぎて 今までどおりの4ヵ月毎の入隊式じゃ捌き切れないから
  しばらくは毎月新規入隊を受け付けることになったんだ これはその段取り」
書類を修に軽く向ける時枝
修「なるほど……大変ですね」
 (佐鳥先輩は……狙撃手だから合同訓練か……)
嵐「おっ 時間ぴったりだな三雲くん」
声がして顔を向ける修 扉から嵐山が入ってくる
修「嵐山さん!」
嵐「久しぶり」
修「あ これ宇佐美先輩が持って行けって……」
紙袋を差し出す修
嵐「おっ さすが宇佐美 気が利いてるな」
綾「やったー いいとこのどら焼きだ」
紙袋を開いて喜ぶ綾辻
時「お茶入れますか」
木「私が入れます」
嵐「京介にぼんやりとは聞いてるが 射撃戦について訊きたいことがあるんだって?」
修「はい 実は……」

続きます




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