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エレン「この長い髪を切る頃には」2

863進撃の名無し:2014/09/02(火) 00:17:41 ID:YIeP0RoU0
エルヴィン先生はずっと黙り続けていて、コニーの様子を見ていた。

ピクシス先生が宥めている間も何も話さなかったのが奇妙だった。

何か、意味深に注意深く観察しているような。そんな空気だった。

オレ達は暫く何も言えない状態で客間に正座して座っていた。

この人数でも全員、部屋に入る和室の客間部屋だからよく考えなくてもリヴァイ先生の家って広いよな。

エルヴィン「ふむ………」

エルヴィン先生が考え込んでいる。何か嫌な予感しかしないんだが。

でもそれを聞くのが怖くてオレは何も言わなかった。

ミカサもオレと似たような顔をしているようだ。

そしてとりあえずオレ達は夜中だからタクシーで家まで帰った。

時刻は夜の2時過ぎだった。結構遅くなってしまったな。

親父達は意外とまだ起きていた。もしかしたら待っていてくれたのかな?

グリシャ「おかえり。人が多かったのかな?」

エレン「ああ、初詣だしな。夜は多かったよ。やっぱり」

グリシャ「そうか。体が冷えているだろう。風呂でも入って温まってから寝なさい」

ミカサ「はい」

という訳でオレ達は一緒に風呂に入る事にした。

交際が親父に正式に認められてからは、オレとミカサは一緒に風呂に入る事を許可されたから、時間が合えば一緒に入っていた。

でも風呂の中でミカサが微妙な顔をしていた。だよなあ。オレも今、同じ事を思ってるぜ。

ミカサ「サシャ、コニーに真っ先に駆け寄った」

エレン「あーまあなあ」

ミカサ「まるで、溺れたハンジ先生を助けようとしたリヴァイ先生みたいだった」

エレン「だよなあ」

ミカサ「もしかして、今のサシャは心の中に「2人の男性」がいるのかしら?」

エレン「ジャン自身がそうだった訳だしな。十分あり得ると思うぜ」

ミカサ「……………そうね」

ミカサが湯船の中で困った顔をしていた。向かい合ってお湯で遊ぶ。


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