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エレン「この長い髪を切る頃には」2

798進撃の名無し:2014/08/28(木) 12:17:26 ID:M4XTrOjY0
エレン「みたいだな。オレも勉強頑張らねえとな。下の方でもいいから、ギリギリでもいいから入れてくれる医学部探さないといけないな」

アニ「ミカサは結局、どうしたの?」

ミカサ「私も医者になる。エレンと同じ方向にする」

アニ「そうなんだ。じゃあいつか、一緒の職場で働けるかもしれないね」

ミカサ「そうなるといい」

ベルトルト「皆凄いなあ」

と、遅れてベルトルトが発言した。

ベルトルト「僕はまだ、なんとなくエルヴィン先生に勧められた「秘書」関連の仕事を見ているだけなのに」

ユミル「秘書でいいんじゃねえか? ベルトルさんはそういうの得意だろ?」

ベルトルト「なのかな? まだ自信はこれっぽっちもないけどね」

と、消極的だけど、ベルトルトもそんな風に話して皆、解散していった。

長い1日が終わり、自宅に帰り着くと、一気に疲れが出てきた。

やべええ。風呂に入る気力がねえ。

長丁場の演劇だったからな。というか、本当は1時間半の予定だったのを「直前」で「追加シナリオ」入ったせいで、こんな状態になったんだ。

何で追加シナリオ入れたのかは、その理由は劇中を見て貰えば大体は分かると思うけど、リヴァイ先生は今回の劇で本当に「リヴァイ・アッカーマン」を捨てる覚悟を決めたそうだ。

自分が恥をかくことで、幻想をぶち壊せるなら。

それでハンジ先生を守れるならば、捨てると言い切ったんだ。

だから、直前になって「もう少し恥の上乗りをする」と言ってエピソードを完成させて追加を入れた。

正直、エルヴィン先生はそれを見て「無茶ぶりするねえ」と言ってたけど、シナリオを読み終えてから即座に「追加しよう」と言い出したんだ。

まあ、この時のやりとりがあったから、エルヴィン先生が「どうせやるならアレもこっそりやろうか」となり、OKを出した。

リヴァイ先生が憤死したシーンだな。あのシーンに関してはミカサはずっと「やりましょう」と推していたから決まった時はすげえ喜んだな。

そんな訳で怒涛の12月だった訳だ。あーもう、疲れて超眠い。

布団敷いて、その上に寝た。もう何もしたくねえ……。

と思っていたら、

ミカサ「エレン、おやすみのキス……」

エレン「眠い……ミカサからしてくれええ」

ミカサ「あらら……じゃあ遠慮なく」


ぶちゅうううううう


エレン「?!」

すげえキスがきた。おいおい! ちょっと! バキュームじゃないんだから!

エレン「ん………おい、ちょっと待て! おい、ミカサ?!」

ミカサ「ん……」

エレン「んー……こら、もう……」

ダメだ。ミカサが発情モードだ。でもオレも疲れているんだけどなあ。

どうするかな。眠いのと理性と本能がごちゃ混ぜになって、意識が虚ろになる。

こういう時って、どうするべきかな? 眠気を優先するべきか、ミカサを優先するべきか…。


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