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エレン「この長い髪を切る頃には」2
61
:
進撃の名無し
:2014/07/28(月) 15:15:29 ID:Oz2Etvso0
三村(ミカサ)『神谷殿……最近起きた、若い男女が川辺で死体で発見された事件をご存じではないか?』
神谷(リヴァイ)『ああ。その事件なら知っているが……』
三村(ミカサ)『噂では、神谷殿がやったのではないか、という情報を聞いた。何か知っている事はないでござるか?』
神谷(リヴァイ)『何? 俺はその事件については関与していないぞ』
三村(ミカサ)『やはりそうでござったか……(刀を下す)』
息を整えて三村(ミカサ)は言った。
三村(ミカサ)『剣を交えて分かった。神谷殿はあのような卑怯なやり口はしない方でござる』
神谷(リヴァイ)『何故そう言い切る』
三村(ミカサ)『そもそも、こんなに明るい月夜に暗殺を請け負う方がおかしいでござる。闇討ちをするのであれば、新月を狙う。闇の中の方が、仕事をしやすいでござろう?』
神谷(リヴァイ)『ふん……俺は金さえ貰えればいつでも仕事を請け負うだけだが』
三村(ミカサ)『それでも、自分の有利になるように事を運ぶのが普通でござる。神谷殿は犯人ではござらんな』
神谷(リヴァイ)『……………あの事件について追っているのか?』
三村(ミカサ)『(こくり)何か知っている事があれば教えて貰えないでござろうか』
神谷(リヴァイ)『ふん……』
刀を収めて神谷(リヴァイ)が答える。
神谷(リヴァイ)『俺が何故そんな余計な事を話さないといけない。情報を売ると思っているのか?』
三村(ミカサ)『そこを何とかお願いするでござるよ』
神谷(リヴァイ)『無駄だ。俺は仕事をこなすだけだ。貴様の命を取るまでは、この剣を振るうのみ!』
三村(ミカサ)『!』
再び剣戟が起きる。再び凄まじい殺陣が起きるが、そこに斎藤率いる警察官が突入した。
神谷(リヴァイ)『ちっ…!』
慌てて逃げる神谷(リヴァイ)。それを追いかける警官隊。
斎藤が三村に駆け寄って、
斎藤(ジャン)『大丈夫か?』
三村(ミカサ)『大丈夫でござる。しかし困ったでござるな。手がかりが何も掴めなかった』
斎藤(ジャン)『まあ、捜査なんてそんなもんだよ。気落とすな。また別の線から捜査を進めてみようぜ』
三村(ミカサ)『かたじけないでござる(しょんぼり)』
という訳で、その日の囮捜査は結局は失敗に終わってしまったのだった。
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