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リヴァイ「クソメガネにイライラする」

1進撃の名無し:2014/03/21(金) 00:26:34 ID:xEs3.B.U0

リヴァハン。
リヴァイ兵長がハンジさんに振り回されるだけのスレ。
ラブ要素は基本薄めでたまに濃くなったり...?
※ハンジさん女性

ハンジ「縁談?」の続編です
jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/comic/6689/1394202798/l30
よろしければこちらから...

今回はリヴァイ班編成後の設定です

184進撃の名無し:2014/04/16(水) 23:46:39 ID:HCexWloY0
____


ハンジ「やっほーエレン!」

エレン「ハンジさん」

エレン「......」ジイッ

ハンジ「?」

エレン「元気になったみたいですね」ニコ

ハンジ「へ?」

エレン「兵長がやたらハンジさんの心配してましたから」

ハンジ「ああ......そいや、この前変だって連呼されたなー」

エレン「だからオレも心配してたんですけど」

185進撃の名無し:2014/04/16(水) 23:51:35 ID:HCexWloY0

ハンジ「おお、ありがと! でももう大丈夫! メンタル的にだったし、一時的なもんだよ」

エレン「みたいですね! やっぱりハンジさんには元気でいてほしいです」

ハンジ「あは、嬉しいなあ」

エレン「でもちょっとだけ残念です」

ハンジ「?」

エレン「ほら、前に言ったじゃないですか! 今度はオレが頭撫でてなぐさめてあげるって」

エレン「約束果たすチャンスだと思ったんですけどね?」

ハンジ「......」

ハンジ「エレンって天然たらしだよねー」

リヴァイ「ああ。 躾が足りてねえようだな」

エレン ハンジ「いつからそこにっ!!」

186進撃の名無し:2014/04/16(水) 23:55:31 ID:HCexWloY0
今日はここまでで〜

187進撃の名無し:2014/04/17(木) 22:23:58 ID:W87.f5fY0
待ってた!更新乙

188進撃の名無し:2014/04/17(木) 23:46:02 ID:pUcpUqNk0
>>187
すまんかった。 ありがとうございます!

189進撃の名無し:2014/04/17(木) 23:47:06 ID:pUcpUqNk0

ハンジ「ねえオルオ」

オルオ「なんですか?」

ハンジ「ペトラってリヴァイの事好きだと思う?」

オルオ「? ペトラ、恋愛感情じゃないって言ってましたよね」

ハンジ「え......」

オルオ(やべ! しまった......盗み聞きしたんだった)

オルオ「あ、いや! 俺にそう言ってたんですアイツ!」

ハンジ「そうなんだ......」

ハンジ「ペトラ、私にもそう言ってたんだけどさ。 本当は違うんじゃないかって思って」

オルオ「......」

190進撃の名無し:2014/04/17(木) 23:48:07 ID:pUcpUqNk0

オルオ(ハンジさん、自分のことでいっぱいいっぱいでペトラの気持ちまで深く考えないと思っていたが)

オルオ(一応......気に掛けてくれてた、のか?)

オルオ「......俺もそう思います。 ペトラはたぶん、兵長の事が好きです」

ハンジ「......そう」

オルオ「でもあいつは否定した。 いや......気持ちを殺したんです」

オルオ「だからもう吹っ切れてると思います」

ハンジ「......何で吹っ切る必要があったのかな? ペトラは私がリヴァイの事好きだと勘違いしてるけど、だからって......」

オルオ「......なんで、隠してるんですか?」

ハンジ「え?」

オルオ「俺知ってますよ。 二人が恋人だって」

ハンジ「!?」

191進撃の名無し:2014/04/17(木) 23:49:13 ID:pUcpUqNk0

オルオ「ペトラに隠したのは優しさのつもりかもしれませんけど、身を引いたペトラの気持ちがわからないって、何の冗談ですかそれ。 ペトラだって感づいてたからに決まってるじゃないですか」

ハンジ「待って、何言ってんの?」

オルオ「とぼけないでください! 俺は聞いたんですから! ハンジさんが兵長のベッドで寝てたって!!」

ハンジ「......」

オルオ「......」

ハンジ「ん? それが何?」

オルオ「......えっ。 いや、事実ですよね?」

ハンジ「うん、事実だけど......?」

ハンジ「なんでそれで恋人ってなるの?」

192進撃の名無し:2014/04/17(木) 23:50:07 ID:pUcpUqNk0

オルオ「!?」

オルオ(そっ......そんな!! 身体だけの関係だったのか!?)

オルオ「な、そんなのっ......普通じゃねえ!!」

ハンジ「え」

オルオ「普通は付き合ってもないのに部屋に通ったりしねえって!!」

ハンジ「別に通ってるワケじゃないって。 あの日はたまたまリヴァイが気が向いてみたいでさー」

オルオ(は!? ハンジさんは兵長の気分で抱かれ......!?)

オルオ(......待った、無理だ。 いくら俺でも対処できん)

オルオ「......もう、お二人が納得してるならいいです......」

ハンジ「? そう」

オルオ(......とにかく、ペトラが巻き込まれなくて良かった......)フー

193進撃の名無し:2014/04/18(金) 00:03:20 ID:jcldRjvY0
____


リヴァイ(また机で寝てやがる)

リヴァイ(今日はいつものハンジに戻ってたが、今度はこれだ......本当に手間のかかる奴だな)

リヴァイ「オイ、起きろ!」ガンッ

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「......」スースー

リヴァイ「......」

リヴァイ(珍しくメガネ外してやがる)

リヴァイ(まつ毛長ぇ......こうして見ると吊り目だな)

リヴァイ(まあ......悪くない)

194進撃の名無し:2014/04/18(金) 00:13:30 ID:jcldRjvY0

リヴァイ「......」ナデ..

ハンジ「............」スヤ...

リヴァイ「ハンジ......」

リヴァイ「......前から言ってんだろ」

ハンジ「んう......」

リヴァイ「無防備なんだよバカが」

ハンジ「......」スヤスヤ

リヴァイ「............」


____お休みのチュー!!


リヴァイ(チッ......勝手に爆弾ばっか作りやがって......吹っ飛ばされる覚悟はあんだろうな?)

195進撃の名無し:2014/04/18(金) 00:15:45 ID:jcldRjvY0

ハンジ「......」スヤスヤ

リヴァイ「......天然たらしはてめえだハンジ」


グイッ

___チュウッ


ハンジ「っ......ん」ピク

リヴァイ「__」チュ...

ハンジ「__」

ハンジ(......リヴァイ?)ボー

ハンジ(......クラクラする......)

196進撃の名無し:2014/04/18(金) 00:17:07 ID:jcldRjvY0

ハンジ(......ああ............夢かあ......)

ハンジ(そうだ......私、お花に囲まれてるんだ......ここは平和なせかいだ......あったかくて......心地いい......ずっと、このまま......リヴァイと)

ハンジ「__」スウ...

リヴァイ「!」

リヴァイ(この状況でも寝やがんのか)

リヴァイ「............」

リヴァイ「......襲われても文句言えねえぞクソメガネ......」ペシッ

ハンジ「うー......」

リヴァイ「......」チッ

リヴァイ(............運ぶか)

197進撃の名無し:2014/04/18(金) 00:24:03 ID:jcldRjvY0
今日はここまでで〜

暴走しそうで自分がコワイ。笑
とりあえず、やっとこさ終盤に入りました。どこまで書くか決めかねてますが......戦友な二人のままの方がいい気もする。うう
あともう少しお付き合い頂けるとありがたいです

198進撃の名無し:2014/04/18(金) 03:35:12 ID:KEkyX0L.0
オルオ勘違いで胃が痛くなるなw
戦友方向も恋人方向も、どっちも好物だから1の気の向いた方にしたらいいよ!

199進撃の名無し:2014/04/18(金) 23:53:37 ID:jcldRjvY0
>>198
レスありがとうございます
オルオさんごめんよ笑

ありがたい......! ノリと勢いに任せることにします

200進撃の名無し:2014/04/18(金) 23:56:01 ID:jcldRjvY0

ハンジ「ふああ......」ムクッ

ハンジ(何時だろ? よく寝たー)ボー

ハンジ(なーんかすっごい幸せな夢見てたなー)

ハンジ(でも何だっけ......思い出せない)

ハンジ「って......あれ?」キョロキョロ

リヴァイ「......起きたか」

ハンジ「なんでリヴァイの部屋で寝てんだ私?」

リヴァイ「......机で寝てやがったから、運んだ」

ハンジ「空き部屋に寝袋置いてるんだし、運ぶならそっちで良かったのに」

201進撃の名無し:2014/04/18(金) 23:57:16 ID:jcldRjvY0

リヴァイ「文句あんなら最初からそっちで寝ろ」

ハンジ「いや、文句なんてないよ。 ありがとねリヴァイ!」ニコツ

リヴァイ「......ああ」

ハンジ「でもリヴァイ、どこで寝たの?」

リヴァイ「ベッドだが。 問題あったか?」

ハンジ「......いや、私はないけど......」

ハンジ(うーん。 オルオに責められたばっかだから、ちょっとなあ)

ハンジ(恋人でもないのに一緒のベッドで寝るってそんなに変かな? でも私とリヴァイだし、何も起きないし......問題ない気がするけどなあ)

202進撃の名無し:2014/04/19(土) 00:00:44 ID:syWu/jlA0

リヴァイ「ハンジ?」

ハンジ「あ......ほら! 前すごい嫌そうだったからさ! てっきりソファとかで寝たのかと」

リヴァイ「あん時も結局は俺もベッドで寝たじゃねえか」

ハンジ「そうだけど〜」

ハンジ(あの時はリヴァイが妥協してくれただけだったっていうか......私のわがままで)

ハンジ(でも今回は......)

ハンジ「ふふっ」

リヴァイ「何だ」

ハンジ「いや、私とリヴァイって長く一緒にやってきたからさ! とっくに最終段階の関係に至ってると思ってたんだけど」

203進撃の名無し:2014/04/19(土) 00:01:55 ID:syWu/jlA0

ハンジ「案外先があるかもね!」

リヴァイ「!」

リヴァイ「てめえ......本気でぶっ飛ばすぞ」ギロ

ハンジ「な! ひどっ! 変な意味じゃないのに!」

リヴァイ「......もう黙れ」ハアー

ハンジ(つーか......そういや夢にリヴァイも出てきたな)

ハンジ(......いや......リヴァイしかいなかったような?)

ハンジ「っっあ!!」

リヴァイ「何だ......びっくりするだろうが」

ハンジ「......や、別に。 ちょっと用事を思い出して」

204進撃の名無し:2014/04/19(土) 00:03:17 ID:syWu/jlA0

リヴァイ「......なんか顔赤ぇぞ?」

ハンジ「や、ちょっと焦ってるだけ! やばいエルヴィンに怒られる! てことで、さいならっ!」バタバタ

リヴァイ「慌ただしいな」

ハンジ「悪いね! じゃあまた!」


ガチャンッ


ハンジ「ふぅ......」

ハンジ(い、言えるわけねぇ......あろうことかリヴァイとキスしてた夢見たなんて)

ハンジ(............なんっていう夢を............引くわ! 流石に)ゲンナリ

ハンジ(幸せな夢だったって思ってたのがまた......うわああああイタ過ぎる......)

ハンジ(忘れ去ろう。 せっかく本調子に戻ったんだし)

ハンジ「あー! どうかしてんなぁ!」ブンブン

205進撃の名無し:2014/04/19(土) 00:05:46 ID:syWu/jlA0
短いがここまでで〜

206進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:23:27 ID:o6kzA5iY0

ハンジ「ナナバ! この間はごめん」

ナナバ「......」

ハンジ「正直私も混乱してた......自分に言い聞かせるために、ナナバに......悪かったよ」

ナナバ「いいんだよ、わかってる」

ナナバ「......ハンジ。 普段通りでいい。 冷静でいい。 薄情でいい。 今回の壁外調査も」

ナナバ「混乱してたのは私の方だよ。 冷静じゃなかった」

ナナバ「生き残るために。 全力を尽くそう!」

ハンジ「......ああ!」

ナナバ「でもね」

207進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:24:15 ID:o6kzA5iY0

ナナバ「伝えたい事は伝えるべきだよ」

ハンジ「?」

ナナバ「リヴァイに。 あるんでしょう?」

ハンジ「......」

ナナバ「まあ、ハンジの自由だよ。 私もアドバイスは聞き流していい」

ハンジ「......ある」

ナナバ「え?」

ハンジ「ある! そうだね! 悔いは残さないよ!」

ハンジ「ナナバ!」

208進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:25:09 ID:o6kzA5iY0

ハンジ「いつもありがとう。 ナナバは本当な大切な存在だ。 私にとって欠かせない仲間で、親友だ。大好きだ!」

ナナバ「......!」

ハンジ「......うーん、照れるね! でも言ってスッキリした! うん!」

ナナバ「〜っ知ってるよ! このバカ!」ギューッ

ナナバ「私もだからね! そっくりそのまま返してやるっ!!」ギュウウウウ

ハンジ「っっ!! く、くるしっ! ギブギブ!!」バタバタ

壁|ミケ(......何やってんだあいつら? レズだったのか?)スンッ

209進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:26:45 ID:o6kzA5iY0
____


ハンジ「ねえリヴァイ!」

リヴァイ「何だ?」

ハンジ「前にさ、聞きたいことあるって言ったじゃん?」

リヴァイ「?」

ハンジ「ほら、リヴァイに噛まれた時! 一つあるんだ。 今聞いていいか?」

リヴァイ「......言ってみろ」

ハンジ「えっと......」

210進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:27:38 ID:o6kzA5iY0

ハンジ「リヴァイは......人類が勝利したら、何をしたい?」

リヴァイ「? 大した質問じゃねえな」

ハンジ「いいじゃん! 教えてよ」

リヴァイ「......俺は......そうだな......旅に出る」

ハンジ「旅? あはは! 想像通り」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「うん。 ......リヴァイって、すぐどっか遠くに行っちゃいそうだ」

リヴァイ「......」

211進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:28:45 ID:o6kzA5iY0

ハンジ「たまにそういう顔してる。 まるで本当の居場所を探してるみたいに、空を見てる」

リヴァイ「......俺は今の状況がクソだと思ってる。 俺だけじゃねえ、お前だってそうだろ。 壁の外へ出たいってのは調査兵団に入った奴が一番に望んでる事だ」

ハンジ「そりゃあ、勿論そうだよ」

リヴァイ「......だが、俺は兵団自体は嫌いじゃない」

リヴァイ「この狭っ苦しい世界には反吐が出るが......こんな状況だからこそ、信頼できる人間が出来た。 逆もあるが」

ハンジ「......つまり、今の居場所は此処だと思ってるってこと?」

212進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:29:48 ID:o6kzA5iY0

リヴァイ「......ああ」

ハンジ「そっか。 そうだよね!」ホッ

リヴァイ「......つーか、そんな勿体ぶる質問でも無ぇだろ。 何であの時聞かなかったんだ?」

ハンジ「いやあ......ずっと聞いてみたかったんだけど、聞き辛くてね」

リヴァイ「何故だ?」

ハンジ「だって、私にも聞き返すだろ? 何がしたいか」

リヴァイ「聞き返しちゃ不味いのか」

ハンジ「......あの時は聞き返されたくなかったんだ」

リヴァイ「今はいいのか?」

ハンジ「......うん。 そのつもりで質問したんだし」

213進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:30:45 ID:o6kzA5iY0

リヴァイ「なら聞こう......ハンジ、人類が勝利したら何がしたい?」

ハンジ「......」

ハンジ「私はねリヴァイ」


ハンジ「リヴァイとずっと一緒にいたいんだ」


リヴァイ「!」

ハンジ「......ほら、そんな顔すると思った〜!」ケラケラ

リヴァイ「......どういう意味だ」

ハンジ「そのまんまだよ。 だからリヴァイが旅に出るなら私も連れてってよ!」

リヴァイ「......」

214進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:31:38 ID:o6kzA5iY0

ハンジ「何したいかなって考えてた時にさ。 どんな想像しても隣にリヴァイが居るんだよね」

ハンジ「とにかく、大事な存在ってこと!」ニコ

リヴァイ「......」

ハンジ(......あれれ? 何だこの間!)アセッ

ハンジ「......ダ、ダメ? かな?」

リヴァイ「......てめえは......深く考えてねえのかも知れないが」

ハンジ「うん?」

リヴァイ「今のプロポーズと変わんねぇぞ」

ハンジ「!?」

215進撃の名無し:2014/04/21(月) 00:35:47 ID:o6kzA5iY0
中途半端ですまんがここまでで〜
次で終わる予定です

216進撃の名無し:2014/04/21(月) 01:08:16 ID:ujtTvkQ.0
ハンジさん可愛いな〜
もう終わっちゃうのか?もっと読みたい!

217進撃の名無し:2014/04/21(月) 22:55:04 ID:o0ZQeREo0
ハンジ天然たらしw
って、今日-明日で終わるってことか!?

218進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:34:11 ID:3242v6ps0

ハンジ「へっ.......!?」ドキイッ

リヴァイ「それともそういう意味か?」

ハンジ「なっ......そ、そんなつもりじゃないよ!! うっわ! 違う違うごめん!!」////

リヴァイ「......だろうな」

ハンジ「ご、ごめん......変な言い方して......ただ一緒にいて欲しい......だけ」

リヴァイ「!......てめぇは本当......」ハァー

ハンジ「?」

219進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:35:36 ID:3242v6ps0

ハンジ「......あっ、そうそう! この前夢を見たんだよ!」

ハンジ「幸せな夢だった......平和で、自由で」

ハンジ「それでね、そこにリヴァイが居た」

ハンジ「それで思ったんだ! リヴァイと一緒に居たらきっと幸せだって」

ハンジ(......キスの事は言わないけど!!)////

リヴァイ「......クソメガネが」

リヴァイ「俺が死んでも泣かないとかほざいてたくせに、よく言うじゃねえか」

ハンジ「! そ、それはさあ〜」

リヴァイ「何だ」ジトッ

ハンジ「う......」タジッ

220進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:36:38 ID:3242v6ps0

ハンジ「.....泣かないのは、本当」

リヴァイ「......」

ハンジ「その辺の覚悟は出来てるつもりだ。 兵士だからね」

ハンジ「......でも動揺しないってのは......嘘だ」

ハンジ「今までだって何度も何度も......動揺してきた。 涙は枯れたけど、慣れることなんてなかった......部下や仲間がいなくなる度、何度も絶望した」

ハンジ「だけど、希望を持てた事もあった。 特にエレンの存在がある今は......やっと、価値ある死であったと......理解できるから」

ハンジ「......でもね......」

221進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:38:39 ID:3242v6ps0

ハンジ「リヴァイは......リヴァイが居なくなったら......私、相当やばい......かも......」

リヴァイ「......っ」

ハンジ「お、怒んないで!!」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「わかってるから......こういう事言われると、リヴァイにとって重荷になるだろ?」

リヴァイ「!」

リヴァイ(ああ言ったのは......俺のためだったのか?)

ハンジ「............あー......失敗した......こんな事まで言うつもりなかったのになあ......」ブツブツ

ハンジ「__とにかくだ! 旅に出る時は私も連れてけよっ! それだけ!」

222進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:39:47 ID:3242v6ps0

リヴァイ「......どうせ」

リヴァイ「来んなっつっても着いて来んだろ?」

ハンジ「!」

リヴァイ「それに、てめぇこそとっとと旅に出そうじゃねえか。 好奇心でじっとしてらんねえだろ」

ハンジ「......ハッ! 確かに」

リヴァイ「ならどの道、嫌でも一緒に居ることになるな」

ハンジ「......」

ハンジ「プッ」

ハンジ「そうだね! あはは、じゃあ要らない心配だったかな? いや、壁外調査前に言っとかないと万が一の時に後悔すると思って!」

リヴァイ「......馬鹿が」

223進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:41:15 ID:3242v6ps0

リヴァイ「だが......まあ、悪くない。 お前と一緒に居んのも」

ハンジ「!」

ハンジ「ふふ、でっしょー? たまには素直に......」
リヴァイ「ハンジ」グイッ


チュ__


リヴァイ「__」
ハンジ「んっ...!」


ハンジ「っっ!?」ズササッ

ハンジ「な! なんだよいきなり!」////

リヴァイ「いきなりじゃねえ......二度目だ」

ハンジ「そ、そうか......」

224進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:42:07 ID:3242v6ps0

ハンジ「って、えええ!? いつ!?」

リヴァイ「さぁな......てめぇは寝てたかもな」

ハンジ「はああ!?」

ハンジ(も......もしかしてあの夢......)

ハンジ「......寝込み襲うなよっ!」

リヴァイ「襲ってねえ。 合意だろ」

リヴァイ「てめぇから誘われた事もあったしな」

ハンジ「!? はああー!? ねぇよ!!」

リヴァイ「......たかがキスでうるせぇな」チッ

ハンジ「キスどうこうじゃなくてだね!!」

リヴァイ「ブチ犯されなかっただけでも感謝しろ」

ハンジ「こっ......このゴロツキ!! なんっつーことを!!」

225進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:43:50 ID:3242v6ps0

リヴァイ「......なあ、ハンジ」

ハンジ「何だよ!」プクー

リヴァイ「......さっきは言わなかったが......人類が勝利した後にする事、もう一つある」

ハンジ「え? 旅以外に? なに?」

リヴァイ「今は教えねえ」

ハンジ「はぁーっ!?」

リヴァイ「......気になるか?」

ハンジ「気になるよ! そこまで言っといて! イヤガラセかっ!」

リヴァイ「それでいい」

リヴァイ「生き残った後のお楽しみだ。 生きる糧は多い方がいいだろ?」

226進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:45:18 ID:3242v6ps0

ハンジ「むぅ......そうだけど、死んだ時の心残りになったら嫌だなあ」

リヴァイ「そしたら墓の前で教えてやるから安心しろ」

ハンジ「プッ......何それ」

ハンジ「じゃあ、リヴァイが先に死んだ時はどーすんの?」

リヴァイ「......」

ハンジ「あ! 考えてなかったな!」

リヴァイ「......そん時は、一生気にしてろ」

ハンジ「投げやりか!」

リヴァイ「......一生忘れんなって事だ」

ハンジ「......!」

ハンジ「あははっ! まあ、悪くないや!」

ハンジ「生き残ればいいだけの話だ! 約束だからねっ!」

リヴァイ「ああ」



リヴァイ「約束だ」






お わ り

227進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:46:20 ID:3242v6ps0

>>216
ありがとうございます!
そう言ってもらえて嬉しい限りだー!

>>217
とりあえず完結させました!
続きは未定だが、書くとしたら人類勝利後(捏造設定)のただのイチャイチャかもしれんw

228進撃の名無し:2014/04/21(月) 23:51:02 ID:3242v6ps0

これで完結です。ふいーっ。
自分で書いてて何だが、とにっかく......
も・ど・か・し・か・っ・た!!
もどかしすぎて、リヴァイ→ハンジ→エルヴィンの三角関係を思っクソ昼ドラチックに、ザ・ドロドロ!!な感じに書きたい衝動に駆られてる(笑)ゲス

こんなもどっかしい話を最後まで読んでくれた方に、まずお詫びを。

キャラ崩壊ナシを目指してたクセに割と暴走してたり、設定時期が悪くてのんびりドキドキ☆なイベントをあまり入れられなかったり、更新くっそ遅くかったり......
......申し訳なかったorz

そして感謝!!

誤字多かったり読みづらい部分も多かっただろうに......前作から読んでくれた方もいたみたいで、本当に感謝です!

そしてレスくれた方! 気の利いた返しはできなかったが、内心ものっそ嬉しかったです。 ありがとう!

最後に、ここまでお付き合いしていただき本当にありがとうございました!(結婚しよ)

229進撃の名無し:2014/04/22(火) 00:42:46 ID:uZ.SqswE0
おつ。続きはこのスレかな?

230進撃の名無し:2014/04/22(火) 06:44:52 ID:uIXSbMT20
乙でした!
最後の更新の二人のやり取りと距離感が神だった〜!
ぜひ勝利後の「もうひとつする事」を書いてくだされ

231進撃の名無し:2014/04/23(水) 00:11:01 ID:AA7Eal820
WWWWWWWW!!!!!!!

232進撃の名無し:2014/06/16(月) 02:45:14 ID:zVwxJ76w0
感動!なんども胸がしめつけられたよw特にオルペトシーンはまぢ泣きしたww

233進撃の名無し:2014/09/16(火) 03:43:17 ID:lKgQbpZ20
面白かった! 乙です!


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