[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
アニメで感動したシーン
67
:
名無しさんB
:2011/07/25(月) 22:15:36 HOST:catv-218-228-92-30.ctk.ne.jp
ある人が書いた解説エッセイ
「北斗の拳」命の私としては、ケンシロウも良いが、他のサブキャラも好きだ。
南斗弧鷲拳のシン。
愛に生き愛に殉じた男。
漫画を読んでいるとシンという男、ただの悪党ではなく、ある意味ではとても心がストレートで格好いい男だった。
これはシンだけでなく、サウザーやラオウなど悪党と呼ばれた男達にも言えた。
平凡なアクションマンガだと、片方が「善」もう片方が「悪」とはっきりし、決して悪の方には感情移入はできない。
しかし、この「北斗の拳」では、「悪」の役割をする者にも凄く男の色気を感じさせてくれるのだ。
へたしたらラオウの方がケンシロウよりも好きかも知れない。
ケンシロウ以上に無表情で強く、平気で人を殺す男なのだが、闘いの中にどこか哀愁を感じさせてくれる男。
「最強」という二文字を求め、全てのものを破壊し、それでも愛の為に生きてきた男ではないだろうか。
ケンシロウとの最後の闘いで、ラオウはケンシロウの顔を触りながら「見事だ弟よ!」という。
この一言でラオウはケンシロウの存在を抜いたと思う。
まさしくラオウの本音の一言だろう。
ケンシロウは主人公であるが故に本音をストレートに語りにくい存在だが、ラオウは違った。
悪の役割をしたおかげで、かなり人間の裏の部分、すなわち本音が出せたのではないだろうか。
「我が生涯に一片の悔いなし!」
ラオウはこう叫びながら、自ら、自分の秘孔を突き、天高く拳を突き上げ命を絶ってしまった。
凄い事だ。
今の世の中、本音で生きる事はとても難しいが、このラオウの生き方を見ていると、どこか救われる気がする。
話はラオウの方ばかり傾いてしまったが、ラオウだけではない。
トキや南斗水鳥拳のレイも格好良い。
恋人マミヤやケンシロウ、バットなど仲間達が見守る中、天にレイの顔が浮かんだ時は思わず私も泣いてしまったぐらいだ。
本当に「北斗の拳」は私に様々な影響を与えてくれたと思う。
強くなるにはどうすればいいのか?
技術的なものではなく闘う者にとっての精神を、心を。
闘う為には大切な事が必要だと。
シン、レイ、ユダ、シュウ、サウザー、シュレン、ヒューイ、フドウ、ジュウザ、リュウガ、トキ、ラオウ、そしてケンシロウ。
「北斗の拳」に登場する全ての男達が私に大切な事を教えてくれた。
それは「愛」だと。
闘いは自分だけのものではない。
護る何かがなければ決して男は闘えないのだ。
恋人、家族、そして愛する人がいる限り男達は闘う事ができるのだ。
「北斗の拳」
私にとってそれは人生の秘伝書そのものである。
私もいつかケンシロウになる日を目指して。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板