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涼宮ハルヒオタク 性転換ネタを書いてみた

9無花果:2008/03/26(水) 19:25:09 HOST:softbank219053218074.bbtec.net
―第一章⑥―

 片鱗その三。
 基本的に休み時間に教室から姿を消すハルキはまた放課後になるとさっさと鞄を持って出て
行ってしまう。最初はそのまま帰宅してるのかと思っていたらさにあらず、呆れることにハル
キはこの学校に存在するあらゆるクラブに仮入部していたのだった。昨日バスケ部でボールを
転がしていたかと思ったら、今日は野球部でボールをバカスカ打ち、明日はラクロス部で棒を
振り回しているといった具合。手芸部にも入りたいというから徹底している。運動部からは例
外なく熱心に入部を薦められ、そのすべてを断ってハルキは毎日参加する部活動を気まぐれに
変えたあげく、結局どこにも入部することもなかった。
 何がしたいんだろうね、こいつはさあ。
 この件により「今年の一年におかしな奴がいる」という噂は瞬く間に全校に伝播し、涼宮ハ
ルキを知らない学校関係者などいないという状態になるまでにかかった日数はおよそ一カ月。
五月の始まる頃には、校長の名前を覚えていない奴がいても涼宮ハルキの名を知らない奴は存
在しないまでになっていた。


 そんなことをしながら――もっとも、そんなことをしていたのはハルキだけだったがけど
――五月がやってくる。



これまではコピーで移せばよかったので楽だった…。ちゃんと書くと大変なんだよね。


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