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花とゆめ漫画の小説を書こう!

7都子あいな:2008/02/26(火) 12:25:03 ID:VNUHXpiA
学アリ掲示板で書けなかった、学アリ小説。

その日は、雪が降ってた。
蜜柑「いちめん、まっしろー」
蜜柑は、はしゃいだ。雪なんてしょっちゅう降ってるけど。
蜜柑「じーちゃん、あそんでくるね」
じー「夕方には帰れよ。気をつけてな」
蜜柑「うん!」
今日はあの日。宝石みたいに真っ赤な眼をした、ウサギに会った。
蜜柑「ことしもいるかもしれへん」
ただでさえ、白い世界が、自分の息まで真っ白で、もっと白くなった。
当たり前なのに、なんかおかしかった。
蜜柑「もおすぐや」
去年ウサギに会った、おっきなきりかぶの向こう。
蜜柑「あれぇ?」
きりかぶがなくなってた。
蜜柑「あれ?」
さらに、周りが真っ白すぎて、目印もないもんだから・・、つまり。
蜜柑「ここ、どこお?」
見渡しても、白いだけ。
蜜柑「・・・・」
2時間たった。
蜜柑は、木にあいた穴の中にいた。
ちょっと、吹雪いてきてた。
蜜柑「いまなんじやろ」
ちょっと、目から水が出てきた。
蜜柑「ふえ・・」
??「どうした?」
蜜柑「あ・・・」
蜜柑は絶句した。助けが来た?いや、その事じゃなくて。
蜜柑「うさぎ・・・」
??「あ??」
蜜柑「あんた、きょねんあったウサギ!?」
眼が、宝石みたいに赤かった。
??「どっからど―見ても人間だろ。バカだなおまえ」
蜜柑「う・・・・」
??「で?」
蜜柑「うえ?」
??「どうしたって聞いたろ」
蜜柑「あ・・、みちに・・・・・・まよいました」
最後あたり、顔をそむけた。
??「やっぱり馬鹿」
蜜柑「んなあ・・・」
??「来い。送ってやるよ。死なれても困る」
蜜柑「・・・」
とりあえず、ついていった。なんだか、周りがあったかかった。
手から、ちらちら火が見えた。
蜜柑「なあ」
??「あ?」
蜜柑「あんたの眼、宝石みたいな」
??「・・・」
気付くと家にいて、??はきえてた。
多分、来年探すのは、赤い眼の少年。

葵「あれ、おにいちゃん早くいこ。ひっこすって」
棗「ああ・・」
終わり。


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