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【薔薇人形】ローゼンメイデン【オリあり】
155
:
道化師
◆2yf8WYk58Y
:2012/05/28(月) 19:53:10 HOST:KD121107192052.ppp-bb.dion.ne.jp
…………。
(ああそうだ、自分は薔薇乙女。しかし、物事の順番が違う。確かに自分は薔薇乙女として生み出されたものに違いはないが、それでも〝道化師〟として生まれてきたからには道化師として自分の命を全うしてやる、そんな意識が彼女にはあった。それもその筈だ。数百年という長い時間を過ごしてきた道化師には、そんなことを考える時間的余裕がどれだけでも存在したからだ。そして、その長い時間の中で決めた答えがそれだ。自分は道化師であり、絶対にその道から外れたりはしない。もしも戦いを避けることができないのだとしても、それでも自分は道化師として道化師らしく戦ってやる。それが自分の生き様だ。それを無理にでも歪めようという世界ならば、自分は甘んじてその世界から逃げ出してやる。自分は人形なので死ぬことはできない。しかし永遠に意識を消してしまうことならできる。そして残るのはローザミスティカ――他の姉妹が欲しているものだ。それを手にして喜ぶものがいると言うのなら、それをそのものに差し上げてしまいたい。自分の生きる理由はあくまで〝大勢の人間を喜ばせること〟なのだから。大勢の人間を喜ばせることができないのならば、自分以外の誰かが喜んでくれればいい――ピエロとは本来、自分を笑いものとして扱ってもらい、それで人を喜ばせるものなのだ。それが自分の生業である以上、それを守らなければ存在意義がなくなってしまう。相手も自分のことを道化師に見立てることがあるというのなら、きっとそういうこともわかるであろう。わからないのならば、それはただの道化師〝もどき〟だ。そして道化師は同意を求めるかのようにラプラスの魔の奇妙な兎顔を笑顔で見つめた。)
>>ラプラスの魔
(p:そうですか、それはよかったです……)
……!
(了解しました! というように大きくうなずく。今まで全く興味がないかのようにふるまわれていたかのような気がしていたのでその差がとてもうれしいのだ。だから道化師は頼まれたようにとびきりのド派手な芸を披露することにした。いつものように大玉を一瞬で膨らませ、その上に跳び乗る。この芸はこれからだ。ぴょんと普通ならあり得ないほどの長い間宙に浮いているのだ。むろん、道化師には羽はついていないしnのフィールドでもない。普通跳べるわけもないのだ。しかしそれを道化師はそれをやすやすと行いそしてその滞空中にお手玉とボーリングのピンのようなものを混ぜてジャグリングを始めた。ジャグリングしているものの合計、十二個。そしてお手玉を思いっきり上に放り投げた。するとパンパンという音とともに眩しい光が走り、よく見ると十分明るいというのに綺麗な花火がそこにあった。持っていた六個のお手玉に模した花火玉を投げ終わると残っていたピンをなんとなにもないところから一つずつ取り出し、またジャグリングしているものの数は十二個になった。そしてそれをもう一度宙に放り投げると煙が一つのピンから噴き出してきた。しばらくして煙が薄れてくるとそこにはさっき破裂したはずのお手玉が道化師の手に握られていていた。そしてさっきまであったピンはというと、道化師の手から消えてしまっていた。最後に道化師はポケットを見せた。ここには何も入っていませんよ――まるでそれを確かめるかのように。最後に道化師はお手玉を全部そのポケットに入れた。パンパンになったポケットを道化師が思い切り叩くと、さっきまで膨らんでいたポケットがぺたりとなってしまった。そしてもう一度翠星石にポケットを見せる。しかし、やはりそこには何も入っていなかった。そして最後に道化師は、今回の公演はこれで終了でございます、という風に三角帽をとって大げさなお辞儀をして見せた。)
>>翠星石
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